ダメな俺
劣等感を抱いてる
第1話劣等感
俺は自分が嫌いだ。なにかを始めてもすぐ飽きてやめて損ことの繰り返し最近いや、一年前から俺は劣等感を抱いていた。弓道を初めて約一年新しい顧問が来てからそこまで熱意がなかった部活メンバーも次第にやる気に満ちていた。最初は俺もやる気があったがほかの部活メンバーとの実力を見せつけられまた、俺は諦めた。しかし、九月の地区大会なんと団体戦で二位になり県大会に出場することが決定した。最初は俺もうれしがったがその時は団体メンバーに選ばれていたがその時は8名まで選ばれる構成で2年生7名1年生1名計8名でやっていたのだが、県大会では7名まで出場することができる。つまり俺かまたは一年生のどちらか団体メンバーから外されることになる。この時の俺は周りにはさすがに団体メンバーに入れるでしょ。と言っていたのだが内心選ばれなかった不安、周りの同級生からの哀れみそれを想像するだけで俺という存在を否定されるようで怖かった。だが、結果は―外れなかった。
なんと外れたのは一年生のほうだった。最初は普通にうれしかったがここでも俺の考えは不安な方向に向かう俺が選ばれたのはただの年功序列によるもので選ばれたのではないのかと俺が嫌っている年功序列で救われるとは思ってもいなかった。
そこからの俺は団体メンバーとしてせめてもの練習をしたがやはり実力が足りないので、県大会は補欠として何もしないまま県大会は初戦落ちという結果で終わった。
だが、来年にの地区大会に向けて練習を頑張った。弓道で最も自分を劣等感を抱かせる要因の一つ。早気だ。皆が会を射てるに対して俺は早く放してそして外す。こんな感じの日々が続いた。だが、ある日顧問に早気のことを相談してみた。以外にも顧問は積極的に早気についての直し方を教えてくれた。そこから俺は早気を治すために練習を頑張った。それから約2週間たった。そのころには会が5秒持つようになり早気治っていったが、、ある日一気に会が短くなった。最初はまあまあまだ会あるしょと思っていたが1週間、2週間たつたびに会が短くなっていった。最初はやばいと思ったが、段々とバイトでの疲れも感じていてまた、俺は諦めてしまった。こんな自分が嫌いだ。また俺という存在が嫌いになる。そして最近思うことがある。疲れた。ただそう思った。毎日疲れが溜まっていき、自分でも分かるように笑うことが少なくなった。もともと俺は、人の目を見たり、相手はどんなふうに自分を思っているのそういうことを考えてしまう。また、こんな自分が嫌いだ。だが、これよりも俺が嫌っているのが勝手に友達と自分を見比べ優劣をつけてしまう。自分は自分、他人は他人。そう理解しているのに、俺の脳内が勝手に優劣をつけてしまう自分が勝ってると見下し、自分がまけてると劣等感に追われる。本当は俺は優劣なんかつけたくない。だが、俺の性格はやはり屑なようで優劣をつけてしまう。また、こんな自分が嫌いだ。
こうして自分で思うだけでも嫌いなポイントが浮かんでくるこの考えは非常にまずいいつものおれの性格に戻りたい。ただ毎日が楽しい嫌なこともべつにいやと思わない昔の俺に、ただ心の底から笑いたい。ただ無邪気で過ごしていたい。だが、無理なんだ。過去は過去。過去に戻れるタイムマシーンなど存在しないのだから。
2023年2月28日
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