第2話 元、、、男子校??
「え?」
教室に入って1番に目に飛び込んできたのは、1番前の席にいるイケメン−大人気俳優の斉藤瑞樹くんだ。私は驚きすぎて目を見開き硬直してしまった。
「せんせー咲希ちゃんが固まってるー」
(というか1番前の瑞樹くんだけじゃない。みんな大人気俳優やアイドルじゃん!てかなんで自己紹介してないのに名前知ってんの!?)
「斉藤、、、なんで自己紹介してないのに名前わかるんだ!?」
どうやら先生も思うことは一緒みたいだ。
「まあとりあえず自己紹介しようか。」
そうだったわ。
「えっと今日からこの学校でお世話になります梅野咲希です。よっよろしくお願いします!」
言った!言ったぞ!言ったけれども、、、
シーン
「えっと、、、なぜそんなに黙っているんでしょうか。先生?」
「いや、、、初めてだから。女の子がこの学校に来るのが。」
「そーそーこの前までこの学校男子校だったから」
「マジ?」
「マジ。」
クラス全員が言う。
「、、、、、、、」
その言葉を理解するのに3秒ほどかかってしまった。そしてその後にこのクラスの人たち(関係ない)と校長先生、そして親にじわじわと怒りを感じてきた。
「、、、、、、はああああ?嘘でしょ?嘘って言って!まあ確かに?このクラスというか学校の中で?女の子に一度も会ってないけど?この前まで男子校って、、、何にも聞かされてないよ?言ってよ校長先生!お父さん!お母さん!」
「すまん、、、忘れてた。」
「うおっ校長!?」
「さっきから見てた。」
「あっそうですか。」
「もっとびっくりしてよ。シュン」
「あーはいはい。びっくりしましたびっくりしましたー(棒)」
私、どうなるんだろ。
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