第19話 敗れ話のこぼれ話

 新作は16万1千時です。微増。




 第16話で書きそびれたんですが、愚痴と開き直りを無意味に吐露しないと決めただけで、敗れ去ったことには忸怩たる思いがあります。

 この悔しさにはずっと慣れずにいたい。負けてもそれほど痛く感じなくなったらもう、おそらく終わりなのです。


 学生時代の部活動がそうでした。

 おれごんの上達する速度は他の同級生よりも遅く、下級生にも抜かれ。負けを積み重ねる日々でした。哀れ若かりし日のおれごん、奴にできることと言ったらただ我慢することだけでした。

 だってどう足掻いてもジャンプアップする上達方法などないのです。そこで身につけた悲しい処世術。

 しかしそれで大成など叶うわけがありません。負けを受け入れたからこそ以降の発展がなかったのです。負けてもあきらめさえしなければいつか。臥薪嘗胆。


幸い、お仕事はいつも悔しいと思い続けていられるので上を向いていられます。たぶん慣れてしまったならすぐにもおれごんは窓際族です。

 今ではなんて表現するんでしょうね窓際族、若い人にはお分かりになりますでしょうか?


 執筆は悔しいと思えている間は続けられます。

 筆をとって4年、まだまだ悔しいです!!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る