駄馬捨山

汐町望

まえがき

まえがき

 

 「駄馬を捨てに行く」

 このフレーズがとても気に入ったので文字におこした。もっともまえがきから書く小説なんてどうかと思うのだが、思っていることから書かなければ、どんどん溢していってしまうらしい。

 この小説の明確な時代設定は無いので(力不足ゆえに設定を省かせていただく)自由に想像して補っていただきたい。


 私には今、ペンを握る力もないのでスマートフォンのメモ帳でこの物語を始めることにする。

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