第40話

 スポットライトが脚を照らす

 あなた以外の視線を集めても、夏

 夏に向けて、あなたの元へ飛び込みたかった

 それを思ってベッドで眠る


 ミラーボールに踊る

 輝く瞬間を一つに込めて

 あなたから貰えたら

 すぐにうんっていうのに、


 転校することを、

 そっと漏らしたあなた、鬱

 わたしが世界から外れて

 あなたに着いていけたら


 ミラーボールに踊る

 煌めく愛を一つに込めて

 わたしに勇気があったら

 必ず会いに行くのに



 それを思ってベッドで眠る

 声は聞こえない。

 夢は来ない。

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