2023/03/24 梅雨

今日は本当にじめっとしていて梅雨かと思うような日だった。時計がテッペンを回るころに雷雨は激しさを増して、起きたころには春の陽気が交代でやってきた。だから物凄い湿度だったし、気温も高かった。その上今日はネットワークの不具合調査のために朝早く出社する必要があったのだ。

再現性もありません、起きたり起きなかったりします、それで何がわかるって言うんだ? とりあえず成人になりそうな年齢のネットワーク機器があったから、それは取り換えましょうと言う話をして同意を得た。


この年齢まで生きていると、自分の「底」というのがよくわかる。自分の人生はこの程度だろうなという諦観がある。同級生たちは官僚になって国家社会を動かしたり、東証一部企業に就職して車や時計を何度も買い替えたりしている。俺は走り続けることができなかった落伍者だ。受験はうまくなんとなくでパスしたが、就活に失敗して地方で燻り続ける。それが俺の人生だ。こんな俺が婚活したって誰にも受け入れられないし、誰も俺のことを男として見るわけがない。婚活しようとしたら「身長170㎝以上か大卒+年収〇〇万円以上」とあった。惨めだ。


この先俺の人生は長い答え合わせに過ぎない。生まれる家庭で差がついて、入った学校で差がついて、入った会社で差がつく。残りの人生は失敗の答え合わせに過ぎない。エンドロールが長すぎる。もう何もする気力がない。早く終わりにしてくれ。

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