転校初日
松山の小学校に4年生の時に、転校してきた。
月組、雪組、花組とあって、ボクは雪組。
4年雪組になった。
教室の前で、クラスのみんなに転校の自己紹介。
廊下から、ドアを少し開けて、他のクラスからも見に来てる。
どんな転校生かな?って。
家に帰って、ママといっしょに松山の街を散策。
歩いてたら、ボクと同じくらいの女の子ふたり
ボクを見て、ふたりでめっちゃ笑ってる。
「同じ4年雪組の女の子かな?」
ってママに言ってみた。
「そうかもね」
「でも、向こうからはわかっても、ボクのほうからは、あの女の子のこと、まだわからないね!」
「そりゃそうだよ!今日、転校してきたんだから」
「明日、教室で会えたりして」
翌日、学校に行って、4年雪組の教室に入ったら、女の子ふたり、笑ってボクを見てた。
「おはよー!」
って元気良く、あいさつしてみたら
「おはよー!」
って女の子も、ボクにあいさつしてくれた!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます