第11話 次回作は最高傑作と給う喜劇王
最高傑作は次回作とのたまう喜劇王のように
次回作としての候補は三作品。
一つはこの作品、仮題『あなたはリスナーの鏡です』
一つは老舗精肉店とファミレスの逸話、
一つは過去転移とパラレルワールドが題材。
天秤、振るいにかけているが、有力候補は飲食関連=真ん中の作品。
決定打に欠けるのは、賞レースでの結果が出せていないからだ。
審査員が少数の場合、個人の嗜好や体調にまで及ぶと言われる。
その時々のコンディションで、ハマるかどうか決まるのは酷だ。
それが追い風になるなら、体調適正頼みの祈願になって来るが
問答無用で採用の、強いテーマの作品を著して行きたいと思う。
前半5,000文字は、ラジオ投稿の指南書を綴って来た。
途中にGIRLS BANDのBLIND TOUCHにも触れ
ラジオ愛を存分に語った。ラジオ独特の空気感に溺れる日々。
葉書職人である自分と、後述している
兼業作家である自分とは余り重なる点が無い。
前者はリアルタイムに採否が判るのに対して
後者においては採用通知に半年から一年を要するからだ。
とてもじゃないが、同じ競技とは言い辛い。
兼業作家としての技量/才能が
葉書職人に反映されることは大なり小なりあると思う。
TURNやMOVEと言う横文字を多用するが
食べないと勿体無い食べ物の事例に
カステラの底の紙をチョイスするのは、勝ち戦と思っていい。
丁度その日の午前10時からの試食コーナーは
長崎銘菓の高級カステラだった。
思い描いたTURNとMOVEが見事に合致!
こう言う功績をこれからどんどん積み上げて行きたい。
一年後の採用通知を待てるメンタルを養って行きたい。
行き当たりばったりで始めた結果、
今の所、ラジオ指南書の応募先は見つかっていない。
それでも、書き続ける姿勢を保ち続けようと思う。
何故ならば、一文字一文字が経験だからである。
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