KEEP OUT

2××2.4.10.

: T/X/Y

高校生になったアタシは、幼なじみと共に、これからも変わらぬ時間を過ごすつもりだった。

そんなときに、××× ×××と出会った。

彼女は、誰に対しても弊害無く接するため、学年問わず人気者だった。

そんな彼女が、何故かアタシに目をつけ、事ある毎にアタシに話しかけてきた。

正直、鬱陶しくて軽く相手して済ませていたのだが、毎日会っているうちに、段々彼女の魅力が理解出来るようになっていった。

時間が経つにつれ、アタシは、彼女に心を開くようになった。

今まで興味がなかったオシャレを教えてくれたり、悩みがあるときは、親身に相談に乗ってくれたりもした。

一緒にいればいるほど好奇心が増していき、自分で何とかしてきたアタシにとって、初めて頼れる存在が出来て心強かった。

だけど、夢のような日々は、いつまでも続かなかった。

なぜなら、あの出来事から、アタシ達の関係は、一気に崩れてしまったのだから。