コンクリートジャングル
退屈そうなビル街に
申し訳程度の街路樹
人の泣く声に
色の無い空気
ああ、ガス臭いな
何か忘れてる気がする
埋まらない苦しみを
夕焼けで焼き払って
見ないふりしたいのに
朝日がまた痛めつけてくる
ああ、戻りたいな
つらつらと生きてきたけど
あの頃の心の灯りが
もう消えそうだよ
誰か温めてくれないかい
独りじゃないはずなのに
僕にはこの街は冷たいよ
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