走行性と光と商店街
@mohoumono
疑似餌
街頭に虫が集まる
タバコに火をつける
商店街を歩く
鼻をくすぐる匂いが漂う
コロッケを買った。腹も空いてないのに
釣りをする。
疑似餌をつけた竿を投げる。
その夜 魚のフライを食べた。
人に光が集まる。
遅刻の電話をする。
そういえば、
あのコロッケ大して美味しくなかったな。
振り返る 階段を降りる。
走行性と光と商店街 @mohoumono
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます