ダブルクロス世界観考察の話

逢魔

ダブルクロスの時系列その1

昨日と同じ今日。

今日と同じ明日。

世界は繰り返し時を刻み、変わらないように思えた。

だが、人々の知らないところで。


────世界は大きく変貌していた。



ちょいちょい、そこのダブクロプレイヤーよ。寄ってかない?


 これからダブルクロスのサプリに書かれてないことを考察していく。大体一週間に1本くらいのペースで書けたらいいなって思う。


 じゃぁ早速考察していくんだけど、色々考察していく前に俺らがしなきゃいけないことがある。

 それは時系列の設定だ。ルールブックには20年前にレネゲイドウイルスが拡散されたと記載されている。勿論ほとんどのプレイヤーはそれに準拠していると思う。


 けどちょっと待ってほしい。今現在(2023年春)を考えてみて欲しい。20年前って言ったら2003年になる。少し最近すぎない?俺はそう思う。それに公式リプレイの数からしてデカイ事件が起こりすぎ、プライメイトがそんなにぽんぽん産まれたら溜まったもんじゃないぜ。


 ってことでまずはルルブに記載されてる現在がいつなのかって話。結論から言うと現在それは2016年にする。なぜかって?そりゃぁなんとなくよ。

 まぁ冗談はさておき、3rdの発売年の2009年にすると、何が問題になるかって話なんだけど『NPCが年取り過ぎる』これに尽きる。2009〜2023まで14年の月日が流れているんだけど、あのテレーズ・ブルムが三十路になる。それはちょっとやだ。皆も気持ちは同じだと思う。『ルルブに記載されている現在は2016年』とりあえずこれで決定にしたい。そうすればテレーズが2023年で22歳。ちょうど良くね?ロリ好きには申し訳ないが、都築京香で我慢して欲しい。彼女なら永遠にロリでいてくれるよ。たぶん………


 さて話を戻して、20年前つまり1996年にレネゲイドの拡散事件が起きたと。3年後少しずつ世界が変貌していく。世界各国で”怪物”が現れ始めたと噂が立つ。(上級.P72)そしてその1年後にUGNが設立されている。まずこれについてなんだけど、DX3ルルブ1.P274をみて欲しい。『UGNは約16年前にアルフレッド・J・コードウェル博士とその仲間達によって設立された。』こう書かれている。次にUG.P72をみて欲しい。そこには、日本におけるガーディアンの存在。UGNの前身となる組織、の存在について書かれている。みんな勿論知っているだろうが(当時56歳)が結成している。元々は彼の道場に通っていたものが中心となっていたようで、代表的な人物としてがいる。この護人会についての考察もいつか出そうと思う。

 読み進めていくと、護人会の結成から1年で、FH日本セルが出現している。さらに1年が経過、轟木の元にコードウェルから手紙が届く。それは『UGNの設立への協力要請』だった。時期のこともあり怪しい誘いだが轟木は即決。UGNの発足になる。因みに霧谷雄吾と藤崎玄一はこの時期に加入している。

 これらのことから導き出せる事実はこうだ。UGNの発足は16年前、護人会の設立はその2年前ということになる。レネゲイドの拡散から2年足らずで日本ではジャーム対抗する組織が作られていたということになる。コードウェルは3年間北米で戦っていたというのだから、意外と拡散されてからすぐにジャームが出現し出したということになる。


 上級.P73『新たなる困難』をみてほしい。

 各国政府との交渉。これの詳しい時系列は書かれていない。しかし、即断即決の男轟木。彼が一年も悠長にしているわけがない。ここでは一年以内に行われたものとして考える。つまり、発足と同年2000年だ。(因みに厚生省が厚生労働省に名称が変更されたのは平成13年、2001年だからギリギリ齟齬は生まれていない。)結果としてはうまくいかなかった。それはそうだろう。未知のウイルスで超能力がとか言われてお堅い政府が受け入れるはずもない。しかし、発電施設籠城事件。これによって厚生労働省はUGNと協力することになる。まぁこれも交渉から半年と見ていいだろう。事件から経て半年後、UGNと政府は協力をすることになると記載されているのだからざっと一年。2001年正式にUGNは動き出す。


 1stの世界観に早くたどり着くためにUGN日本支部長の歴史について触れていく。勿論知っているとは思うが、初代支部長は轟木源十郎。二代目支部長は岩倉成美。三代目つまり現在の支部長は霧谷雄吾だ。それぞれが就任していた時期だが、轟木源十郎は14年。岩倉成美が2年、それから2年間霧谷雄吾になる。UG.P74をみて欲しい。覚醒から16年、つまり1998年から16年後の2014に轟木源十郎が亡くなったことがわかる。72。同時期に岩倉成美の急死。それから霧谷が三代目に着任するとこで今のダブルクロスの世界になるわけだ。


 次にコードウェル博士の行動の歴史を振り返っていく。先にも記載したがコードウェルはUGN発足の3年前から北米で戦っていた。つまり1997年には彼は感染していたということになる(感染時の年齢は31歳)。2000年にはUGNを設立する。それから5年後2005年にニュージーランドの研究施設の爆発に巻き込まれて死亡してしまう。原因はレネゲイド投与の動物事件になるんだが、恐らくこれがバーネットだと思われる。つまりプロジェクト・アダムカドモンの実験に中で亡くなったということになる。事実上のUGNのトップの死亡によってUGNでは新たに中枢評議会アクシズが設立される。これも2005年になる。しかし11年の時を経て彼が復活する。2016年日本時刻19時52分32秒。世界中のメディアがコードウェルによってジャックされる。ここの11年間の間に彼が何をしていたのかはインフィニティーコードを読めばわかると思うが、これもいつか語ろうと思う。



 とりあえず今回はここまで。次は公式のリプレイについて触れていく。年表を作成できるのはその後になるかな。


 ってことで楽しいダブクロライフを。

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