8月18日 素焼きカシューナッツ
今日は外を見ていない。
カーテンを締め切って、自主カンヅメだった。午後には雷雨の音がひどくなって、大雨警報が出たことまでは知っている。
さて、どうにかこうにか、本日締め切りの企画に間に合ったのでお知らせさせていただく。
『砂上に紅き陽は昇る』
https://kakuyomu.jp/works/16817330661958909807
「逆境」がテーマの企画で、一作目には現代劇を書いたので、二作目にはハイファンタジーを。
異世界の砂漠を舞台にした、ボーイ・ミーツ・ガールものである。久しぶりにこういうものを書いて、楽しかったが難産だった。
とりあえず終わりまで書いてみたところ1200字ほどオーバーしており、数時間かけて必死に削りながら整えたのだった。
いずれ自作語りもするかもしれないが、砂漠の植生など色々調べたし、字数が許せばもっと砂漠グルメの描写をしたかった。
暑い季節にしっかり暑い世界の話を、夏に汗だくでカレーを食べるような気持ちで読んでいただければ幸いである。
この執筆のお供となったのは、ネスカフェの雑に飲めるアイスコーヒーと、素焼きのカシューナッツだった。コーヒーの飲み過ぎで胃が荒れているような気もする。
カシューナッツにハマったのは、夫のミャンマー出張がきっかけだった。ミャンマーの特産の一つがカシューナッツで、「Top」というカシューナッツバーがべらぼうに美味しかったのである。粗めに砕いたカシューナッツが飴で固められているだけに見えるのだが、香りと味が本当に良く、食べ始めたらカロリーも忘れて止まらなくなる。この味が恋しくてネットショップを探してみたがどこにもなく、都内で「リトルヤンゴン」と呼ばれる高田馬場の、かなり入りづらい店まで買いにいったこともある。
が、それでも手に入りづらいので、もっぱら素焼きのカシューナッツを食べるようになった。輸入業者によっては美味しくなかったりするのが難しいところだが、塩のない、ローストされただけのカシューナッツは香ばしく、自然な甘さと風味が大変美味しいものである。小腹が空いたときに良し、酒のつまみに良し。カリカリとした食感でストレスも発散される、ような気もする。
上記の小説が出来上がったのも、数割はカシューナッツのおかげといっても過言ではない。たぶん。
明日からは通常通りの日記が書けることを願って、今日はこれ以上あまり活字を追わないようにしようと思う。
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