6月3日 スープリゾット 海老のビスク
山陰は、昨日の大雨をけろりと忘れたような晴天。
おかげで頭痛はさっぱりなくなった。昨日はロキソニンプレミアムを飲んでも一日中痛みに苛まれていたのに。やはり天候のせいだったのだろう。
代わりに今日は、貧血と腹痛の勢いがなかなかすごい。これは波の通り過ぎるまで待つしか無いやつである。
なぁ子宮よ、これ以外に方法は無かったのか。
どうして正常に暮らせないほどのことを毎月起こすのだ。内膜を絞りだすようなことをすれば痛いに決まっているじゃないか。いやせめて、おかしくなるのは体だけにしてくれないか。心までぐちゃぐちゃにされては耐えられるものも耐えられない。
こんな思考も、何度目だろうか。そしてこの先も何度繰り返すのだろうか。
これはもう、言いがかりでしかないのだけれども。
美少女のガワを纏っているVTuber、いわゆる“バ美肉”の男性には、この点がズルくて、羨ましいとさえ思うことがある。
女の体の苦しみを知ることなく、可愛い女の子になれるのだから。なれるものならそうなりたい。この避けられぬ期間だけでも義体化したい。子宮を取り出して丸洗いしたい。
そんなことを考えてしまうほどに、この期間は何もかもが弱って、それでいて尖ってしまう。
なんともはや。
今日は、夫が昼から夜にかけて不在の日である。
カルディで買った「スープリゾット 海老のビスク」を食べることにする。
アルファ米と粉末スープを一袋ずつ器に入れ、熱湯を注いでよくかき混ぜてから、待つこと三分。
スープリゾットの名の通り、通常イメージするリゾットよりはスープが多めの仕上がり。きちんととろみがでている。
アルファ米とは、炊きあがったごはんを急速乾燥させたもので、フリーズドライよりも食感や旨味を感じやすい。残念ながら米粒の形を保っているものは少ないが、プチプチとした食感がリゾットらしくはある。
スープはしっかりと海老のビスク風である。個人的にはもっと海老が強くても良いが、トマトとソテーオニオン、海老の風味がきちんと調和しつつ、米とも合うような味の濃さがある。
正直にいえば、ものすごく美味しいものではない。が、今日のような体調のとき、おかゆは味気ないし、カレーは刺激が強過ぎる。食欲も減っているので、非常にちょうど良い選択なのである。ありがとう、カルディ。
鉄分の入ったドリンク剤も飲んだ。
明日か明後日にはどうにか動けるようになりたい。
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