答えを決めることばかりが全てじゃない。きっとこの作品には「自分が何者か?」という問いに答える必要はない。そればかりが世界じゃないと教えているように感じました。
良縁に恵まれたことで、人は救える。なら、救う側にも立ちたい。みんなを救えるのは近くにいる存在たち。
助け合って生きていくのが人間だと思います。
片方だけ寄っかかっているのでも、誰かを犠牲にするのも。そんなのはみんないやなのだと思います。
死を意識すれば、自分の命を、その大切さを知るきっかけにもなる。そう思えます。
生きて美味しいものを食べましょう。楽しいことをしましょう。好きなものに打ち込みましょう。それでも生きていけない世の中なんて、間違っているのだから。
だから自分を大切にするのも。世界を思うのも、大切なことなのでしょうね。