9/7(木)「石楠花」
僕の上司は凛々しく厳格で、罪人を裁く官吏をされている。石楠花の花言葉の様に威厳がある。僕は補佐官として書類の整理やお茶をお出しできるのが誇らしい。
今日はいつもよりお疲れの様子なので濃いめのお茶を入れた。
ぐふっと低い呻くような声
「…何を入れた?」
「いつもの石楠花の葉茶です!」
【あとがき】
まずシャクナゲって読めなかったのでそこから調べましたね。
花言葉大好きマンとしては『警戒』『危険』『威厳』『荘厳』などの花言葉がとても落ちに使うのも良さそうだったのですが、《石楠花には毒がある》にトキメキまして、直前にお話していたフォロワーさんとの紫陽花の毒の事もあって毒ベースに話を展開していこ!ってなったので、花言葉の荘厳のほうを上司のイメージに。
葉には毒性があり、嘔吐や痙攣、下痢を伴ったり……。
石楠花葉を茶にして飲むと調べたらあったけど、チベットの花茶に入ってた~とかの話しかない~
民間療法とかの記事しかなかったのと、別種の石南(オオカナメモチ)と混同してしまっている可能性もあったなぁと。
(これ日本に来たときに名前が似ていたってケースで全く違う葉らしい。石南は生薬で使われることも)
このあと主はご不浄に駆け込み遊ばされて大変なことになるんですが、もしかしたら幻覚しょうじょとかもみてしまうかもしれませんね……
石楠花、シャクナゲ、食べない!危険!でよろしくお願いいたします!
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