6/30(金)「笹舟」

小さな笹舟が小川を渡っていく。

美しい青年が見つめていると、童達が舟を追いかけて行った。

「これ、気を付けよ。慌てて川に落ちるでないぞ」

「「はーい!」」

童の返事は元気だけはある

「長閑ですね」

「どこかの渡しが一族郎党をかき集め、逃してくれたからな」

若と呼ばれる青年が微笑んだ。


【あとがき】

ふ、舟からの連想で笹舟出したろ~と思った昨日の自分よ。

今日のお題が笹舟だったぜ!!!!

ネタ被ったから昨日の若が助かる話にしたぜ

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