俺は今、怪文書と言える二通を前に腕を組んで悩んでいる。

一通は字が下手すぎて俺以外が解読できない。不可だ。

もう一通は…。

「回答はオッケー！なんだこの脅迫状みたいなの」

「字が下手すぎるので、新聞の文字を組み合わせた」

「Okなんだ」

「はじめて恋文もらったからな」

「やった」

「？」

【おまけ】

　手書きが苦手な硬派な彼が、恋文で好きです付き合ってください、に頑張って返事をしようとするの可愛いね。

あまりの下手くそさに絶望して、頑張って切って事件性がありそうな切り貼り文章も作ったけど、

可愛い丸文字であわよくばって狙っていたのは隣のカーデガン萌え袖チャラ男くんなんだな～。

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