4/8(土)【三つの単語お題】『虚しい』『見上げる』『哀しみ』
僕以外を乗せた飛空艇を見上げる。やるせなくて虚しい気持ちと、誰かが残らないといけない哀しみで心はどこか落ち着かない。
『冷たい方程式』ではないけれど、誰かが残らないといけないのなら、それは僕以外の君たちを救いたい事に他ならない。
これは僕が選んだこと。
だから、大丈夫。やりとげる。
【あとがき】
あ、これ書いたときには、
「どう考えてもお題3つ使うと切なくなる。ので、切ないなら切ないで、他を救うために自己犠牲になった者の覚悟の話にしよう」みたいなことを考えたような考えてなかったような、そんな出勤途中の電車の中のひとコマでした。
※『冷たい方程式』
1954年に発表されたトム・ゴドウィンの短編。
傑作SF短編。この作品により、どちらか一方を選ばなければならないとしたら、という思考実験的な作品がいくつも産み出された。
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