3/30(木)「オルゴール」

この古びたオルゴールは、世界に一つしかないらしい。遠い昔、オルゴール職人の恋人が作ってくれた。留学していた爺さんの作曲した曲の音色が込められているらしい。「すぐに戦争が始まってしまって、離ればなれになったのさ」爺さんが懐かしそうに言う。

「店の外にいた外人はもしかして知り合い?」


【おまけ】

昔音楽留学をしていた爺さんが北欧系の滅茶苦茶イケメンの恋人が出来たんだけど戦争であえなく帰国!

帰る前に手渡された世界で一つだけのオルゴールを片手に僕の音楽は君と共に消えたって帰ってからは音楽の道はあきらめて従軍後に楽器屋を営んだんですが迎えに来たぞその元恋人が!を縮めました。

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