僕だけ

柳原 羅魔

第1話

僕には双子の姉がいる。姉たちは、みんな冷たいのだ。姉たちの態度はやばくご飯食べるよとか言っても、うるさいなぁ。先食べれやとか父さんや母さんにまで冷たい態度をとるのだ。今は少しずつ、受け入れているが小学校6年の時姉から外のもんは黙ってと、僕はお母さんやお父さんに聞いたら、僕はお母さんのお姉さんの子どもらしいのだ。僕の本当のお母さんとお父さんは、人殺しをしていたらしい、最悪犯のため死刑をされたみたい。それで妹さんが引き取ってくれたみたいだ。お姉さんたちは、一つ違いだから何とか隠せるかなぁって思っていたけど、隠せなくて、姉たちは僕は何もしてないが、家族のせいでいじめているみたいだし、それに、母親と父親が元殺し屋だからその血を引いているからいつ殺してもおかしくないって、だから怖がって距離を置かれているみたいだ。母さんと父さんは、いくら家族が悪だからってあなたは違うからと言われていた。中学一年の時、周りに不満を持ち荒れてて、いろんな人を傷つけて警察にお世話になることもあった。そんな僕をお母さんと父さんは見捨てなかった。その上大丈夫君は違うってそれもあり、今は立ち直った。もう悲しい思いはさせないて、僕は真面目になった上に、存在感を薄めていったのだ。薄めたらなぜか

あれ学校いたっけとか、先生からもごめん気づかなかったとか言われたりもしたのだ。僕は、プログラミングの資格も取ったりとか、さらに、運営のコンサルターとか色々取ったのだ。僕は普通に働いていたのだ。有名企業ではなく、普通の中小企業で働いている。

 そんなある日、双子の姉がお父さんにこんな相談をしていたのだ。最近会社のデーターが盗まれているみたいなのってお父さんもわりとプログラミングできるでしょう?と、でもお父さんは、データーで、盗んだ人とか調べれる実力はないのだ。僕は密かに調べたのだ。するとうちの会社の仕事ができる人が盗んでいることがわかったのだ。僕は姉に内緒で僕の社長に話し問い詰めたところ認めたと、そして双子の姉がいる会社に謝りに行ったのだ。社長にその社員については、処分とか考えていることを話した。まだ話し合ってないが、今後考えます。今回は謝ること優先しました。と、僕も謝って帰ろうとしたら双子の姉と会ったのだ。姉が

「何であんたが来てる?」

と、社長が

「彼女ら知り合い?」

「実は、僕は、甥です。従姉妹の姉っていうか、僕の母親と、従姉妹の姉の母親が姉妹関係なんです。いや姉弟(きょうだい)なんです。まぁ弟さんにあってても記憶はないんですけど、僕のお母さんとお父さんは犯罪者で、死刑にされるぐらいひどかったんです。僕は、母親も父親の顔を知りません。僕がこの世界のことを知った時は、もうお母さんの妹さんの家でした。血は繋がってなくても薄らとは、姉たちの母親とはあると思ってます。なぜなら母親の姉弟ですから、同じお母さんお父さんならお母さんの妹さんとも薄っすらとは繋がっている?てなりますよねぇ?僕は知るまでは双子のお姉さんと思っていました。知った後も双子のお姉さんと呼ばせていただいております。なので、一応双子のお姉さんで僕が弟です」

と、言うと

「そもそも、今回は何がきっかけなんだ?」

「姉がいる前では話せないので、姉に嫌われているんで」

「待ちなさいよ。私たちにも言わないわけ?」

「人がいるからって態度いい振りやめてくださいよ」

と、言うと

「いいフリしてないわよ」

「まぁまぁ、お姉さんたちも気にしていることだし、教えてあげたら」

「大変失礼な態度をお取りしました。分かりました。お話させていただきます」

「ここじゃやばいので、姉さんたちが外に出れないのなら、どこか話せるスペースあれば使わせてください」

と、言ってあるところへ来たのだ。そして話したのだ。姉たちが父さんに話しているのを聞いて、自分は別に助けるつもりはなかったけど、お姉さんたちが困ってるから、それに父さんも困っているようだったから姉さんたちが倒お父さんにできないこと請求してたから、だから、密かに調べたらうちの社員だったから、驚いているし、認めたとはいえ違法だから、クビは確定かもしれないが、いいようにではなく、この過去を残したままの退職だから、今後辛くなると思うが、まぁ仕方ないとと思う。と、話したのだ。そもそも、姉さんが盗まれているってわかったのが不思議だと言うと実は、盗まれているところまでは、調べれる人がいるが、その先は調べれない人がいて、その人が言っていたからと、その話が終わると帰ったのだ。昼休憩に社長に謝罪品を買ったのだ。社長の前で失礼な態度をお取りしてすみませんでしたと、言うと、社長が、お前の過去とか一応情報入れているが、お母さんとお父さんが言っているのは間違ってないよ。いくら家族が悪い人だったからって、血を引いているからって別に君が悪いことするとは限らないから、だから自信持っていいし、それに、今日の態度は仕方がないよそれぐらい仲が悪かったってことだからなぁ。と、処分について話し合おうと思う。弁護士とか呼んでと、話し合いが行われたのだ。

 僕は、家に帰ったのだ。姉さん2人が、部屋に来たのだ。いつも通りご飯食べていいよ。私たちやることあるからって食べないでいる。僕はいつも通り持って行き、黙って廊下に置いて帰っていたのだ。中学3年生までは、声をかけていたが、高校一年から僕は、声をかけずに置いていく僕は、声かければ、反発買うって学んだからなんやかんや黙ってても食べてくれるからいい。ちなみに母さんと父さんが帰り遅いと、僕が作って持っていていた。この日も父さんと母さんは遅いため作って持っていたのだ。僕は1人で先に、食べていたのだ。そこへ姉たちが来たのだ。ご飯を持って来ているのだ。

「ちょっと待ちなさいよ」

「姉さんたちどうした?」

「どうしたじゃないでしょう?」

「1人で食べるなんて最低」

「姉さんたちいつも忙しいて、部屋で食べているし、それに姉さんたち僕のこと嫌ってるんでしょう?」

「違うの。嫌っているのは語弊だよ。あんたの語弊」

「語弊?」

「そうよ。梨々子(りりこ)の言う通りよ」

「そうなんだ。姉さんたちは、双子とはいえ取り出され順にお姉さんとか妹とかあるわけじゃん。もしかしたら逆の可能性もあったと思うけど、一応姉と妹ってどっちがどっちなの?その後、語弊ってどういうことか教えていただくとありがたいのですが、教えていただけないでしょうか?」

と、言うと

「まずは、姉妹のこと知りたいんだろう?私、湯音波(ゆねは)が姉だよ。そして」

「私、梨々子が妹だよ」

と、

「2人って、一卵性の双子ですか?二卵性なんですか?」

「うん。分からない。年離れや同い年でも同じ日に生まれてない双子とか友達とか親友とか家族とか、恋人みたいな感じの相手への理解だから一卵性かなぁ?二卵性の方がさっき挙げた以上に意識疎通できると思うけど、そこまでだから、一卵性かも」

と、言って来たのだ。

「僕の名前てちなみにわかりますか?」

「市川 樹(いちかわ いつき)」

「僕はフルネームで呼ばれるんですねぇ。新道(しんどう) 湯音波姉さんと、新道 梨々子姉さん。僕の勘違いとはなんですか?教えてください」

「私と、梨々子は現実を受け入れられなかった。小さい時から姉弟なの似てないとか、弟ちゃんの家族殺し屋だよって、弟さんも染めるんじゃないとか言われてて、もし染めたら私たちいじめられるかもしれないって、当時樹が何もしてないのに、私たちいじめにあったの。私たち辛くってさぁ。樹だって苦しいはずなのに、自分らがいじめる怖さで距離をとっていたの。事実を知った時は受け入れられなかった。だから葛藤していた。中学の時一時的に荒れたじゃん。その時やっぱ血って関係あるのかなぁ?って、このまま傷つけてしまうかなぁってこのまま傷付ける人になると思うと怖かった」

と、姉たちの思いを初めて聞いて僕は

「心配していたんだなぁ」

「周りから、家族が、そうだからって、別にその子がややるとは限らないのにその子のこと信じてあげなくていいのとか言われていたが、怖くって、もし殺せば私たちがいじめられるって思うと怖かった。それに下手したら、私のお母さんとかいじめられる可能性もあったのに、樹がいることでいじめられるって思うと怖かった。本当は樹だって怖かったと思うごめんなさい自分勝手で」

と、

「僕が逆に姉さんたちの立場なら、僕も同じような気持ちでいたかもしれません。だから気にしないでください」

と、言うと

「ありがとう。それよりなんで私たちが嫌ってたのに助けようとしてくれたの?」

「姉さんたちに嫌われていようと姉さんたちとか、家族にはお世話になっているし、父さんもいくらプログラミングは得意とはいえ、姉さんたちが無理を言うから父さん困っていたから、まぁ内緒にするつもりだったけど、うちの会社の社員がしたし、姉さんたちが偶然にも通るから、バレただけ、まぁ本音を言うとバレたくはなかったねぇ。陰ながら支えたいって思ってた。バレないぐらいが僕は好きだって思ってた」

と、

「堂々といいんだよ」

と、

「僕は陰ながら支える方がかっこいいって思ってるから」

と、

「そういうところは変わって可愛い」

「かっこいい」

「姉さんたちの思いをもうちょっと聞かせてほしい。どうして小さい時から僕のおお母さんとお父さんはは殺し屋とか僕が血が繋がってないと感じた?子供の勘でさりげなくもあるけど、顔が似てないとか後付け理由とかあるんじゃないの?」

と、言うと

「じゃぁ今まで話してあげる」

と、話してくれたのだ。自分らが一才の時に、僕が引き取られたみたいだ。自分らが、3歳の時に、僕の顔つきが違うってそれに、姉弟にしては、距離感があるって感じていた。さらに、小さい頃虫とか殺していたから、かわいそうだよって言っても可哀想じゃないよ。とか、さらに、人間殺したいとか言ってたこともあるみたいだ。今なら人間殺したいとか生きていれば、人を殺さない人も人を殺したいとか死ねとかやばいこと考えることあるよねぇ?だから考えてもおかしくないし、生き物殺していた人がみんな殺人するとは限らないのに、小さい頃、私とあなたが意見合わないって母さんたちに聞いたら、小学6年になったら話してくれるって言ったから、聞いた時に受け入れにくくって、それは、お母さんもお父さんも出し、そっれに、樹自身も受け入れにくいはずなのに、距離を置いた途端。昔から距離がすごいあったからだんだん遠くなっていたけど、陰ながら支えてくれたり、さらに、声をかけてくれて嬉しかった。近づこうと思ってたと、だけど、やっぱ引っかかってごめんなさいと、僕は、

「話してくれてありがとう」

と、言うと

「あのさぁ。樹私たち変なこと言うけど、付き合ってくれへん?」

「それは、難しいかなぁ。だって、僕のお母さんとお姉ちゃんたちのお母さん一応姉弟かんけいで、僕のお母さんが1番上で姉の方で、姉たちの母親が妹だろう?僕らは完全繋がりないとは言い切れないから無理だろう」

と、言うと

「樹の意地悪」

「意地悪じゃないんだけど、まぁ。付き合ってあげるよ。って上からですみません」

と、言うと

「大丈夫。嬉しい」

と、それから迎えに来たりした。父さんと母さんがいる前では、関係性をバレたくないのか、普段通りにいるのだ。お母さんたちがいないってわかると、一緒になって食べていたのだ。お父さん母さんも実は異変に気づいていて僕に、聞いて来ていないふりをしてもらい、別の部屋で隠しカメラで見てもらったのだ。いても経ってもいられなくなったのか出て来たのだ。姉たちから後から叱られたが、そのおかげで姉たちも変わったのだ。今も付き合っているのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕だけ 柳原 羅魔 @asagawa789

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ