【詩】ソーダ水


二酸化炭素がビンの中で踊る

彼女が開けたソーダ水


夏の屋台

夏の舞台


気付けば集合時間に遅れ

はぐれた僕は

花火を遠くからみる


ソーダ水を買い開け

パチパチと泡が弾ける新鮮さ


小さな花火 口の中

彼女は誰かの 腕の中


二酸化炭素がビンの中で踊る

彼女が開けたソーダ水



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