2-0:断念
10話前後までシナリオを書いたのですが、違う設定等が思い浮かびそちらに意識が持っていかれ筆をおきました。
予定では1部、2部、3部と言った形で長編を予定していましたが、1部のストーリーラインを考えた当たりで断念。
1章
学校で留年し、遠回しに退学を促される。
退学。
ソロでの探索開始。
小ダンジョン攻略。
不思議な少女との出会い。
2章
ダンジョン発生から100年経過と世界ルールの変更。
ダンジョンからモンスターが常に溢れ続ける事になる。
同時に最初のイベントとしてダンジョンリリースイベント発生。
従来のプラクティスイベントより大規模にモンスターが溢れる。
時間は24時間、時間経過後に今回出て来たモンスターは消える。
出てくるモンスターの数はすべてのダンジョンから無制限に最大階層までのモンスターが出てくる。
大まではボスまで、最大と極大は中ボスまで。
1時間毎に出てくるモンスターは10階層上のモンスターまで出てくる。
そして以降はプラクティスイベントは無くなる。
システムからの通知があり。
以降モンスターが出てくるのは1ヶ月までは20階層、それから2ヶ月までは50階層、それから4ヶ月までは100階層、それから8ヶ月までは150階層。
それ以降は全ての階層のモンスターが出てくる。
出てくるモンスターは強化されており、特に中ボス、ボスは大幅に強化されている。
その状況で主人公は不思議な少女と共に戦い生き延び変化した世界で生きて行く。
3章
生き残る為には強くならなければいけないとダンジョンに潜る日々を続け、武具等を手に入れレベルを上げていく。
世界に変化が起き続ける、モンスター達が外で自己増殖、自然発生すると言う事実が判明する。
マナを媒体にして、人や動物に植物を媒体にして、モンスター同士で繁殖、人とモンスターで繁殖、分裂、呼び出しや召喚等、原因は多岐にわたる。
世界中で混乱が起こり、日本では国が冒険者に対して臨時徴兵制度という法律を作り出し国の兵として人を集めようとし始める。
従う者もいるが多くは反発し、国と一部の冒険者で対立関係になっていく。
ギルド自体が国営だった為、冒険者は元来から国を守る義務がある云々という話しになり、従わない者はギルドの使用が不可になる。
ならばと自分達だけで行えるように国営ではない新たな冒険者組合、ギルドが作られる。
そして完全な対立となり、新たに作られたギルドは反乱分子、テロリストだと大々的に発表され軍隊と集められた冒険者達による鎮圧行為が起こる。
主人公達は新たに作られたギルド側におり、新たに作られたギルド側は突然の発表と行為に抵抗し撃退する事に成功する。
そしてシステムから新たなイベントの告知が言い渡される。
4章
主人公達がダンジョンに潜りそのダンジョンのボスと戦うという直前にイベント自分の領地を手に入れよう、が発生する。
ダンジョンの最下層のボスから特殊アイテムが出る様になり、そのアイテムで自分の領地を指定する事が出来る様になる。
その手に入れた特殊アイテムのダンジョンにより変化するが、領地内にはモンスターが発生せず入ってこれない。
領地内にダンジョンが含まれる場合は自然発生はしないがダンジョンから溢れ普通に領地内で暴れる。
小なら50レベルまで、中なら100レベルまで、大なら200レベルまで、最大なら400レベルまで、極大なら800レベルまでとなる。
広さは小で半径50m、中で半径100m、大で半径200m、最大で半径400m、極大で800mの球状が範囲となる。
領地が重なるようには使用できず、重ならない様にであれば追加使用で範囲を増やす事が出来る。
増える範囲は小で半径5m、中で25m、大で100m、最大で300m、極大で800mとなる。
領地内では税収やら法やらを指定できるようになっており、特殊アイテムを使った存在を領主と呼ばれるようになる。
領主の判断で領地内の領民となった存在等は追放する事が可能で、それ以外に決められた法を破る、税を払えない場合も追放処分になる事がある。
追放された存在は領主の許可がなければ365日の間その領地へ侵入する事が出来ない。
領地は奪い合う事が可能で、その領地をもつ領主から譲り受ける、殺す、領主が180日以上指定した領地から離れる事でその領地を手に入れられる。
領地外からの攻撃は無効化され、領地や領民、領主等を攻撃するには領地内に入って直接攻撃しなければいけない。
これにより国と言う大きな存在は崩れ、小さな小勢力による戦国時代へと突入していく。
主人公達も手に入れた領地の周りにある小領地との小競り合いが起こり、中立、友好関係を築ける相手と完全敵対する相手が出来る。
一般人やら他の冒険者が主人公に合流してくる。
そして初めての人殺しと領地入手、少女の魔の手が主人公に伸びてぱくりんされながら共依存状態になる。
5章
人殺しにより落ち込みがちだが少女の献身により持ち直し、同時にこれからの世界を生きて行くのにダンジョンの確保が重要だと言う事を話し合う。
小の領地指定アイテムでダンジョン単体を別途一つの領地として囲い確保するという事をし始める。
同時に食料生産の為の農業が出来る人、衣類などを作る人、住居の整備や建築が出来る人等を集めて行く事になるが、積極的にではなく知り合いや訪れる人にいれば程度。
ポーション等を作れる存在や医者等も欲しいがそんな存在が手に入る訳もないとすっぱり諦め、それらに関してはダンジョンから手に入れる方針にする。
冒険者ではない者質が農業と衣類作成、低レベルの冒険者が建築の手伝い等とレベル上げ、それ以外がダンジョンでレベル上げとアイテム入手を主体としていく。
そして大、最大ダンジョンからボスモンスターが溢れたという事件が起きる。
外へと溢れたボスモンスターは強化されており、倒すのが困難、協力し合ってボスを倒そうと言う流れになる。
ボスを倒す事に成功するが被害も大きく領主の空地が増え、領地が広がり人が増える。
6章
主人公達は実力は高めで領地は小勢力といった形の立場。
そんな中で大勢力となった領主達が話し合いの場を作りこれからについて話し合おうと伝えてくる。
呼び出されるのは小、中の実力があると認められている勢力、大勢力と呼ばれる勢力となる。
話し合いで各自、自身の領地と定めた範囲を確認しなるべく敵対しない様にと言う話しになったが、幾つかの勢力がそれに異を唱え流れる。
中立、友好、敵対的中立という形で幾つかの共同体が出来上がっていく。
連絡先などを交換し何かあれば話し合う、協力しようと分かれるが、その状況で相手を確認していけそうと判断した勢力が攻勢に出る。
突然の襲撃で幾つかの勢力が潰され、その攻勢をかけた勢力が強化される。
流石に無法が過ぎると今回呼び出しを決めた大勢力が音頭をとってその勢力を叩き潰す事になる。
その領地へ進軍するが内通者がおり、それにより集められた戦力は大きな被害を受けバラバラになり、その領地内で生き残る為に隠れながら活動しなくてはいけなくなる。
隠れながら解れた戦力と合流し、ゲリラ活動を行いながら作戦を立て、一部で陽動を立てながら本体が領主に直接しかけて倒すと言う方針になる。
被害が大きくなりながらも討伐に成功し、その領地は分割されながら各領主に配られる事になる。
そしてかつて国と呼ばれていた外国の領地幾つかが崩壊し消滅したというニュースが世界に広まった。
7章
極大規模のダンジョンからボスが溢れた。
そして運が悪いことにその溢れたボスが凶暴だった為、気付いたころにはふいうち紛いで攻撃を受けそのまま国として崩壊、消滅する事になっていた。
溢れたそのボスモンスターは周囲の領主達が集められ討伐する事に成功したが、そのお陰で討伐に参加した領主の6割近くが倒れ戦乱が大きく広まっている。
日本でもいまだ判明していない極大ダンジョンがある、現在判明している極大ダンジョンは常に人が潜り問題が起こりそうであれば早めに連絡が来るようになっているが、判明していない場所からはいつ溢れても可笑しくない。
領主達は自身と領民となった冒険者の強化を急ぐ。
そしてやはり日本でも極大規模のダンジョンからボスが溢れる。
幸いなのは言葉が通じ、話し合えるボスであった事。
自身が主となるダンジョンへの侵入を許すが代わりに食べ物や娯楽をよこせという一種の貿易関係が築かれる。
だがそんなボスだけではなく、そのボスが出てから少しして凶暴なボスが溢れた。
備えてはいたがやはり極大クラスでさらに強化されたボスは強大だった。
戦いを挑み、破れ、命からがら逃げ伸びる。
食べ物や娯楽で友好関係を築けていたボスが協力してくれ、一時的に時間を稼ぐ事が出来たのでその間に生き延びた、まだ心が折れていない冒険者達は事故強化に奔走する。
8章
ボスが稼いでくれた時間は一ヶ月、流石にそれで互いに傷を負いながらこれ以上はつらいと自らのダンジョンへと互いに戻る。
そして戻ったダンジョンでその凶暴なボスを迎え撃つ作戦をたて備える事になった。
戻ってくるまでの道中でさらにその凶暴なボスを削る為に幾つもの作戦と戦力を分け備えていく。
ボスとの戦闘で傷ついている事もあり、前の戦闘よりは幾分か戦闘力が落ちている。
それでもなお強大な力を持っているのが極大クラスの強化されたボス。
いくつもの作戦を踏みつぶされ、ある低は削れたがそのままダンジョンへとたどり着かれる。
精鋭戦力でそれを迎え撃ち、精鋭戦力内では重傷者は有れど死者無く討伐に成功する。
今回の一件で5つの未発見極大ダンジョンが発見されたが、それでもまだ未発見は残っている。
まだまだ油断は出来ないと新たに気を引き締める。
9章
傷も癒え、更にダンジョンで強化しながら領地内が発展していく。
そんな中でシステムが新たなイベントを告知した。
英雄になろう、と言うイベントだった。
ダンジョン内のユニークと呼ばれるボスとは別のボスと同等ないしボスより強い、もしくは特殊な能力で手ごわいモンスターが外に出現すると言う。
相対出来るのは1ユニークに対して1PTのみ。
討伐に成功すれば英雄となり種族進化が起こり強くなれる。
そして英雄が率いる存在、英雄が領主であれば領民達全てに強化バフが掛かるようになる。
英雄となった存在は寿命が伸び、事故や病気、怪我等で無ければ寿命が本当にあるのか死ぬのかすら解らなくなる。
出現するユニークはそのPTに応じて変わり、倒せなければそのユニークは解放され24時間暴れたのちに消滅する。
幾つかのPTが倒しきれずにユニークが解放され、その結果解放されたユニークの半径10km県内の領地が消失する事になる。
主人公たちのもとへもユニークが訪れ、激闘の末に倒す事が出来る。
少女の幸せそうな笑顔と共にこれで本当にずっと一緒にいられるねという熱が籠った言葉を聞きながら、やっぱり少し感情が重たい子だなと改めて主人公は感じる。
10章-1部最終章-
イベントから半年後、比較的安定してきた生活を築くことに成功していた。
そんな中で再びシステムからイベントが告知される。
災害を乗り越えろ、と言うイベントだった。
ダンジョンからエキスパートと呼ばれるモンスターが出てくると言う物だ。
出現するのは半径500km内に1体、出現範囲内と範囲は最低でも100kmは離れている必要があり、合計20体のエキスパートと呼ばれるモンスターが出てくる。
日本は東京に出現予定となり阿鼻叫喚の地獄絵図が広がっていた。
エキスパートはボスやユニークより確実に強い、強大な存在と言う事が知れ渡っている。
その上外に出ると言う事は強化されていると言う事で、ボスでさえ何とかと言うレベルであったのに勝てるのか? と不安と恐怖が広がっていく。
精鋭と呼べるだけの戦力、今でいえば英雄達が集まりそれに備える。
決戦前夜、少女とすごし絶対に生き延びようと誓いあう。
決戦、苦戦し絶望感が高まる。
一人、また一人と倒れていく。
主人公が死にはしないが気絶する。
少女が狂い暴れ敵味方関係なく攻撃する。
主人公が目覚め、少女が正気に戻るが瀕死、少女が自身のユニークスキルの一部を伝え出来るだけ早く起こしてねと口づけしながら特攻、死んで消滅し超大なダメージを与える。
残ったのは主人公のみ、だが相手もかなりのダメージ、主人公はHPとMPが回復しており、更に今まで感じた事がないほどの生命力を与えられている。
更に鋭い直観と第六感が身に付き、それにより近くに少女を感じながらエキスパートと相対、ボロボロになりながら討伐に成功する。
被害は大きかった、だが英雄外の冒険者達が終わりと共に駆け寄り死んだ者達でも身体が残っている者達を蘇していく。
最終的には全体の6割が蘇り、4割が復活できずに死亡した結果が残った。
少女を蘇させる事が出来るリザレクションの持ち主がおらず、だが少女が主人公の側にいる事を感じられ、最後に伝えられた言葉通り蘇す為にエリクサーを求める。
だがすべて最終戦で使っており、新たに手に入れる為にダンジョンへと挑む。
三ヶ月後、エリクサーを手に入れ、少女を復活させる。
信じていたと笑いながら蘇り、抱き合いながらもう離さないからとこれからもずっと一緒に幸せに生きて行こうねと言いあいながらEND。
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