現代ダンジョン、異世界物、VRMMO物、現代物等の設定集
榊原
1つ目のシナリオ
1-1:基本設定
大前提として地球には意思がある。
過去には幻想の物語とされているような神秘があり、神と呼ばれる力を持つ者や妖精と呼ばれる幻想生物等も存在していた。
神が作られた経緯は自然発生した一部の動植物達が強すぎ、そのままに任せればそれだけが存在し進歩も進化も何もないだけの未来になると思われた為、それらの調整等を目的に作られた。
まず神と呼ばれる存在を地球の意志により作られその地位に着いた者達。
そして英雄と呼ばれる力を与えられた者も存在しており、それらは神や幻想生物等により力を与えられた存在でそれらの伝説も実際に合った事。
地球→神→幻想生物→英雄と言った形。
時代が流れ神秘や英雄と言った超常の力が必要とされなくなったのを切っ掛けに徐々に地球の意思がそれを無くしていき科学が主の世界へと変異していく。
次代が流れ人が力をつけるとともに、強すぎるとされていた動植物、幻想生物等が消えていき、残った人と動植物だけで進歩や進化をしていけると判断された。
地球→神の神という減少を消した事によりそれにつながる幻想生物と英雄も消えた。
科学自体は地球が直接的に作り出した物ではなく、その根源を消すとなると地球自体が初期状態の地も空も海も何もない空間だけが広がる世界に戻る為、科学を消す事が出来ない。
地球→大地・空・海→人間・動植物→科学の為、地球が直接作り出したのは大地・空・海となる。
科学を消すとなるとこの最初の大地等を消さないといけない為出来ない。
途中の人間や動植物などは大地等から自然発生した物の為に直接消せない。
だが科学技術が進みすぎて地球自体の地も海も空も穢され崩壊が近づいてきている為、それをどうにかするために先ず神と呼べるだけの力を持った存在を新しく作りなおした。
とはいえど地球の意思は別に地球にいる全ての生物を滅ぼしたい訳ではなく、実際に自力で進歩、進化していった人や動物達には相応の功績を認めている。
純粋にこのままではせっかく作った最初の大地等が滅びてしまう上に、進歩、進化していった人間や動物達を含め文明や地球と言う枠以外の世界全てが台無しになってしまうので、それを何とかしたいという事を作り出した神に伝えてある。
故に局地的に神によってダンジョンと呼ばれる地下構造体が造りだされ、そこにのみかつていたとされる幻想生物や現在になってから想像された空想生物達を解き放つ事にした。
幻想生物や空想生物達の力の余波や神からの進言により踏みとどまり正しい方向へと進んでいける事を望んでの試み。
直接幻想生物や空想生物を世界に解き放ってしまえば、今の人間達の世界では滅びを速めるだけとなると判断したうえでのダンジョン制作となった。
科学技術自体は悪い物ではなく、進歩、進化の為には大いに役立つ物だと認識されている。
その使い方と進んだ先が悪いだけであり、新しい使い方ないし違う進み先があればと科学技術自体の破壊は望むべき物ではない。
現在も進み続ける科学技術による空気汚染や環境汚染、様々な汚染関係を大地や空や海の自然治癒が出来る範囲内に治めるまで縮めるか、もしくは新しい技術を作り出すかを求められている。
その為のダンジョンであり、ダンジョン内に存在する幻想生物や空想生物は死ぬとその存在自体の多くをリソースへと戻さないといけない為消えてしまう。
その代わりにドロップ品と呼ばれるその幻想生物や空想生物のコアとなっている物とそれらに由来する何かが落とされたりする。
それに加えダンジョン内には空想上の物とされたような金属や植物等も存在し、採取、採掘が可能となっている。
ここで言うリソースとは作り出したダンジョンの地や海が持つ耐久値であり、一定を超えると幻想生物や空想生物が回復するまで出現しなくなることもある。
このリソースは基本的に自然回復し、現在の汚染が進んでいく環境が改善されればされる程に回復速度が上がっていく。
逆に汚染が広まれば広まる程回復速度が減少する事になる。
それに加え、汚染された一部も反リソースとして出る事があり、稀に強力な通常の幻想生物や空想生物とは違う何かが産まれる事がある。
神の意思によりそう言った者が産まれた場合はダンジョンの深い場所に置かれる事が多く、稀に隠れたり力自体がそれ程でも無いと判断された者だけは放置される事もある。
それを倒した場合もリソースが回復する。
強い汚染された何かであればあるほど回復するリソースが増える為、深い場所へ行く事を推奨している。
金属や植物等も同じで、逆にリソースに余裕があれば空想上の物とされるポーションや武具等の類も作り出され宝箱として放出する事もある。
これらは進歩、進化してくための足掛かりとなる為の物としてに加え、それを推し進める為に進んでいる者への褒美としてとなる。
ダンジョンはその上で余りにも手をいられらない場合は一部の弱いとされる幻想生物や空想生物をそこから放出し地上に出現させる事も出来る。
神の考えでは今現在の地球にある物質だけでは技術の変化等を起こすのは難しいと判断してしまっており、それを覆す為の幻想生物や空想生物の素材と金属や植物等と考えている為。
出来る限りダンジョンへ人を送り込み、中の物を外へと持ち出して貰いたいと考えている。
それが出来るようにそこに潜る人間や動物達にその肉体が限界を超えない範囲内で様々な恩栄や能力を与える事もしている。
かつての英雄等と呼ばれる者達が得ていた強さへと至る事が出来る様にされた。
現在の世界で一番解りやすく認識されているスキルやステータスと呼ばれる物として与える事にしている。
その為ダンジョン内で作られた幻想生物や空想生物は現在の科学技術で作られた物やダンジョン内から手に入れた幻想生物や空想生物のドロップ品、空想上の金属や植物等以外から作られた類の物に多する高い耐性が備えられている。
あくまで科学技術を利用して作られた物であり、一から自分の手のみで加工し作り出した物の類に対する耐性はない。
機械等を使って作られた物は×、機械などを使わずに鍛冶技術や手作り加工で作られた物は〇。
金属加工の段階から機械が使われていたりすれば駄目になる、インゴット等を作る際も自身の手で火にくべて鍛え上げなければいけない。
火薬等も全て手仕事で加工していればOKだが、その間に機械等を使ってしまえば不可となる。
地球は意思はあれど直接言葉を交わす事は不可能、出来るのは作り出した者にその時に望んでいた意思を伝える事だけしか出来ない。
人や動物と言った存在を作ること自体は可能だが、作られた人や動物はその力が強すぎてその身が耐えきれずに作られた瞬間に滅びる事になる為、それに耐えられる存在で神と呼ばれる者を作り出している。
耐えられるような肉体や精神を持って作られれば、元は人を原点に作り出したとしてもそれは既に人ではなくなり別の何かになり、結局のところ神と呼ばれる存在と同種の者になる。
そこまでの力と精神を持つ存在となってしまえば、それはただ1つの存在と言うよりもただのシステムとなり果てた何かと言ってしまっても構わない存在となってしまう。
新しく作られた神という存在もまた、感情や意思を持てどその尺度と精神性からそれらを制御してただシステムの様にある事が一番都合がよいと判断しそうなってしまっている。
地球の意思は純粋に現在から続く世界の存続。
神の意思は現在を元とした上で進化していく為の文明の存続。
地球の意思は人間をそのままにしたまま世界を存続する事を望んでいる。
神はその文明の記録や歴史が残されそれを継ぐ者がいるなら人間が滅んでも良いと思っている。
その上でその文明の先に進むのに問題となるなら滅ぼした方が良いと判断してしまう可能性がある。
作り出した幻想生物の類でも賢き者を頂点に置いていけば少なくとも現在の文明の記録と歴史を確保し継ぐ事が出来ると考えている。
自分達で作り出した文明等を滅ぼしてしまう様な人と言う存在で進歩、進化していけるならば、それよりも力を持ち賢い幻獣等でも同じ事が出来ると考えてしまう。
とはいえど別に進んで人を滅ぼしたい訳でもない、実際に今の文明を作り出したの人と言う事も認識しておりこのまま滅びへと突き進むような事をしない限りは何かを起こす予定はない。
神はシステムと言う存在に近い者になっている為、もしそうなったとしても人間が再び歩み先を進んでいけるだけの力や知恵等を示せば考えを改める事も出来る。
あくまで文明の記録と歴史の確保に加え、それを継ぎ先へ進める者が一番とされ、人間同士の争い等には一切の関心を向けたりはしない。
その争いで人間が滅びたとしてもそうなったのかと思いその先をどうするかを考え実行するだけとなっている。
だが人間同士の争いであろうとそれが地を海と空を大きく穢すとなれば話しは別となり、神の手が直接下されるようになる。
BC兵器や核等の類を使用されると言った場合等がこれに当たる。
同時に一部の強力な幻想生物や空想生物もまた外に出てしまえば地を破壊し海や空を汚染したりする可能性があると認識している為、余程の事がない限りは外に離す事は考えられない。
ただでさえ、過去にいた神々と呼ばれる者達やそれによって作られた幻想生物等によりこの地はすり減り、残った地も少なくなっている事から破壊に関する事に関しては神が直接手を入れるようになっている。
この神に出来る事は破壊か働きかける事だけとなっている。
全くの無から何かを作り出したり等の類は出来ない。
地に働きかけダンジョンと言う地下構造体を作ってもらい、過去の記録や歴史に働きかけ幻想生物を作ってもらい、現在の記録等に働きかけ空想生物を作ってもらうと言った形になっている。
あくまで神はただ働きかけただけであり、働きかけたそれらの記録や歴史がリソースを使いそれらの形を作り出しているという形になる。
これにも最低限の記録や歴史、認識される強度が必要な為、何でも可能と言う訳ではない。
神が純粋に出来るのは破壊する事だけである。
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