コンプリート

俺はりゅーねぇーちゃんと付き合うことになった


いややってないのになぜか幽霊ちゃんが成仏した


幽霊ちゃんが成仏するにはりゅーねぇーちゃんと俺がやらないといけなかったはずだったのに


なぜか俺はやらなくても成仏してんじゃないよ


おかしいだろ俺の気持ちを返してください


「そしてやらせてください」


「なんでやらせてくれないんですか」


「おかしいだろ」


「ちっくしょ」


やりたかったよ


そんな俺は三人の姉をコンプリートすることを目指そうと考えた


俺はすみれ姉ちゃんに土下座告白をしていた


「好きです付き合ってください」


「なんで土下座してて告白できるの」


「なんでできないと思うんですか」


「なんでそんなにえらそうなの」


「ふんそんなの俺だからに決まってある」


「決まってあるじゃないわ」


「決まってあるの言葉の意味が分からないんですか」

 

「分かるけど分からないよ」


「ふっ意味が分からないよ」


「なんで土下座で告白をしているのさ」


「またはなしをかえるなよ」


「かえてないよ戻っただけだよ」


「戻ったってどういうことだ」


「ばかなのねぇばかなの」


「バカではないわ」


「バカでしょそんなことしているんだから」


「うるさいですよ」


「うるさくないよ」


「おっぱい揉ませろ」


「おっぱいをなんで揉ませないといけないのよ」


「だっておっぱいは付き合ったら揉めるものだろ」


「付き合ってないしそもそもいつも揉んでいたでしょ」


「俺は揉みましたならやりましょう」


「やりたいから付き合いたいんかい」


「ダメですか」


「ダメではないけど」


「なら付き合いましょう」


「分かりましたもうこれでいいですか」


「よっしゃラッキーだ」


「ラッキーっていわないの」


「なんでですか」


「だって付き合えるのはあなたの実力なんだから」


「俺の実力なのか」


「実力でしょ主人公のちからという」


「いやそれは俺のちからではない」


「いいえ主人公なんだから主人公のちからはあなたのものよ」


俺はすみれ姉ちゃんに土下座告白をしたあと姉ちゃんに告白をしに行った


「すきだすきだ好きです付き合ってください」


「もう好きだらけってか」


「はいそうなんです」


「はいそうなんですではないんだよ」


「なんですかなにがいいたいんですか」


「きみがなにがいいたいんですか」


「分からないよ」


「こっちのせりふだわ」


「ふっ」


「なに意味深に笑ってるんですか」


「ばー」


「ねぇ好きなの本当に好きなの」


「好きではないなこのいいかただと」


「うおい認めるんですか」


「認めないとダメだろ」


「なにがダメなの」


「えっちしたい」


「煩悩まみれだよ」


「もとからだよ」


「たしかにね」


「おっぱい揉みたいので付き合ってください」


「わからないけど分かったよ」


俺は三人の姉をコンプリートだ


終わったやっと終わったんだ


俺の物語はここからが本番だ


「やるというね」


「なにをいってるんですか」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る