りゅーねぇーちゃん

朝食を食べ終えた俺は自分の部屋でゴロゴロしていた


今の時間は真夏の朝だ


プルプル


机の上にある俺のスマホが鳴り出す


俺はスマホを手に取る


相手は俺の父親である一条 とおるだった


「父さんなにかようですか」


「おう息子よ突然だがお前に10人の嫁ができた」


「ちょっと待ってくださいどういうことですか」


「嫁の中から最後に残った嫁を正妻にしろ」


俺は少し考えた後


「サブヒロインを選んだ後残った最後のヒロインがメインヒロインということですよね」


「ああそういうことだ」


「なぜこんなことをしようと思ったんですか」


「お前の将来が不安になったからだ」


「嫁が住む場所はどこになるんですか」


「お前が住んでいる家だ」


「じゃあ同棲ということですか」


「そうだな後姉も嫁候補だから」


「血がつながっているからダメなんじゃ」


俺は確かにエロい事が好きです


ですが血の繋がりのある人にまで興奮は出来ない


「いや血がつながっていない姉は一人いるぞ」


「じゃあ他の二人は」


「血がつながっている姉とお前を産んだ姉が一人だな」


突然のカミングアウトに俺は動揺していた


俺は衝撃的な秘密を聞いて驚いていたりゅーねぇーちゃんに呼ばれた


りゅーねぇーちゃんの部屋に来ていた


「りゅーねぇーちゃんこれはなんですか」


「ゴミだけど」


「ゴミだけどじゃないんですよなんでかたづけないん

ですかって聞いてるんですよ」


りゅーねぇーちゃんの部屋は空き缶や空のペットボト

ルだらけだった


「めんどくさい」


「もうかたづけますから」


「いつもありがとう」


「はあどういたしまして」


俺は片付けていく


いつもりゅーねぇーちゃんは部屋を汚してしまうんだ

から


俺は片付け終える


「あとその格好はなんですか」


俺はりゅーねぇーちゃんの服を指さす


「スクール水着だけど」


「じゃなくてなんで着てるんですかって聞いてるんで

すよ」


「暑いから」


今は真夏だだから気持ちは分かる


「もう姉ちゃんに言いますよ」


「それはやめて」


りゅーねぇーちゃんがぴとりと俺に身体を当ててくる


俺はダイレクトにその大きな胸が当たってきて息子が立ってしまっていた


ダメダメなに考えてんだ


無駄に発育いいせいで俺は暴走しりゅーねぇーちゃん

の手を掴みベッドに押し倒しかけるが


「どうしたの」


途中でやめる


「ごめんりゅーねぇーちゃん」


「うんうんいいんだよ」


りゅーねぇーちゃんが俺の頭におっぱいを押し付けてくる


スクール水着は小さいのでおっぱいがはみ出しかけて

いる


そのまま押し付けられたらどうなるか


もっと暴走する


「ねえどうしたの」


ああもうその顔で見ないで


ヤバいから姉とやったらダメだから


いやでもまてよ義理の姉がいる可能性があるわけでりゅーねぇーちゃんがもしも義理の姉ならセーフでわ


俺はりゅーねぇーちゃんの顔を見る


金色の髪にほでったようなほっぺたを見ると俺はがまんのげんかいになる


もうむり


やったらあ


「だいじょうぶなの」


俺はヘタレじゃない


やってやるやってやるんだ


でも心配そうにみつめる顔が俺はやっぱりダメだ


もしもこれで一線越えたら人として変態だ


はいヘタレだよ俺は


俺はベッドからおりる


「りゅーねぇーちゃんごめんじゃあね」


「ちょっと」


俺はりゅーねぇーちゃんの部屋から出ていくのだった


「もうヘタレ」


りゅーねぇーちゃんがそんなことを言ってた気がする


だが俺はおっぱいのことでいっぱいになり聞こえなかったふりをする

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