第12話 受付嬢さんかわよす

「ここがガルドの冒険者ギルドです。」


 一見酒場のような雰囲気だが女性も多くみられる。

 でも……酒くせぇ……


「こんちわ~~」


 ギロ!

 そんな音が聞こえた気がした。

 俺は周りの奇異の目線が嫌だったので、受付らしきとこに向かった。


「こんにちは!今回はどのようなご用件でしょうか?」


「あ、あの、冒険者登録したいんですけど……」


「ハイ!登録ですね。」


 にっこりと笑った人はここの受付嬢らしい。

 こんな酒場がにつかないような可愛らしい女の人だ。(胸はまな板……痛!?)

 殺意の波動を感じた……冒険者たちからだ。人気なんだろう。


「まず、お名前と歳を」


「はい、ハルト・アマツキです。歳は14です」


「では、ジョブをお伺いします。」


「えっと、魔物……(はい、すんません、リルナさん……)……魔法士です。」


「あ、分かりました。使える属性はなんですか?」


「あ、えと……火と水と風とかです。」


「け、結構多いですね……」


 そうなのか?まあ俺の場合チート(スキル想像)があるからな~


「では、これで冒険者登録は完了です。えっと~ハルトさんは一番下の

 Fランクからのスタートになります。2つ上までのランクのクエストが受けられます。」


「へ~どんなのがあるの?」


「それは、例えばですけど、Dランクのクエストでは「ハイゴブリン」の討伐

 なんかだよ、ハルト。」


「え?あの雑魚一匹でD?」


「……(雑魚じゃないんだけど)」


「まあそういうこともあるんだな~じゃあほかのにしよう!」


 う~~ん、手ごろな奴ないかな~あ!


「「ブラックファング」の討伐!よさそうじゃない!」


「確かにいいですね!証明は毛皮だけでいいので仲間にすることもできますよ!」


「お!俺ってやっぱ天才??」


「残念ながらそうではない!」


 しょぼん(´・ω・`)(←なんだこいつ)


 よし切り取り直して……行きましょう、ブラックファングの眷属化!


 第十二章終わり

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