カクヨムの片隅で
ひなみ
作者とアンガーマネジメント
はい、というわけで第一回です。
以前から思っていた事を実行してみました。現在公開中であるエッセイにおける話題の無軌道振りが気になっていたんです。
それだけでなくあちらは感情的になりすぎる自分が見え隠れしていて、あれはどうなんだろうと思っていたのもあります。
なのでこちらは、完全に執筆に関わる事柄を粛々と扱っていきたいと思います。
前置きはさておいて、今回のお題はアンガーマネジメントです。アンガーコントロールとも言います。その意味はすなわち怒りを上手くコントロールして適切に対処することであり、現にそういった書籍も多く出版されております。
さて、皆さんはどういったアクシデントにイラっとしますか?
「悪辣なコメントやレビューがついた」「一話だけで読んでないだろうレビューやコメントをつけられた」などは往々にして目にします。
それから単純に「PVがつかない」といったところはおそらく登録間もない方が抱えるストレス要因だと思います。
もちろんそれ以外であっても、現実社会でのイライラも大きな要因といえます。
失敗談として私は自分のエッセイや近況ノートに怒りをぶちまけていました。もちろんその直後は当然スッキリとします。けれども、怒りが収まってからはどうしてこんな事をしてしまったんだろう。そういった「やりすぎた」感は後悔となって出てしまいます。
どんな理由であってもなくても、とにかく憤怒の感情を抱いたままの執筆活動はお勧めしません。それだけで書き進めていっても誰かを攻撃するような物語に繋がりやすいからです。
ではどうすればいいのかと言うと「怒りは一日置け」です。どんなに激しく身を震わせるようなものでも、一日、いえ半日もすればかなり軽減されます。
私がやっているのは、まず怒りを感じた時にグーの手をパーに戻す事です。これはアンガーマネジメントの本にも書いてある効果的な対処法です。こうする事で大分リラックスする事ができます。
次からは私の実践方法となりますが、その日はすぐに寝てしまいます。イライラ熱でなかなか寝つけないかもしれませんが、その状態で何かを創作するのはやめておきましょう。確実に後悔するようなものしか生まれません。
そうして怒りを一日我慢できたあなたは、腹に据えかねていたものを変換できたと思います。怒りを感じて一日が経つと、悔しさ自体は確かに残りますが誰かに何かにぶちまけたくなるほどではなくなっているはずです。
そうなればしめたもので、あとはそのエネルギーを情熱として赴くままに書いていくだけです。
そうして、怒りの感情に流されやすい私も段々と変わりつつあります。よりよい物語のためにほんの一時的にイライラしてしまうのもありなのかなと思い始めたら、生まれながらの性分にも抗う事なく付き合えるようになっていきました。
よって、初めに書いておくべき話題かなと思っていたのでこれを扱う他ありませんでした。冷静な方にとって今回の話は一切関係ないとは思いますが、反対に少しでも悩んでいる方はぜひお試しくださればと思います。
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