〜調査クエスト・矛盾した報告の謎を解明せよ〜

〜調査クエスト・矛盾した報告の謎を解明せよ〜

 

 「セリナさん! お茶なら私が……」


 「いやいやメル先輩、私の方が後輩なんですから座っていて下さい!」


 「いえ! 経験年数より結果の方を敬うべきです! ここは最下位の私がお茶を……」


 ——なんだこれ?


 メル先輩は私が受付嬢になったばかりの頃は、仕事も早くて冒険者達にも慕われていた。


 成績も毎月かなり優秀だった、一年前のあの日までは。


 私が入ったばかりの時はそんなメル先輩を目標に頑張っていた、キャリーム先輩とメル先輩は冒険者協会の誇りだとまで言われていた。


 私の仕事がうまくいかない時とか、私の失敗をいつも優しくカバーしてくれたりもした。


 だからこそ今もこうして彼女を慕っているのだが……


 「お願いしますセリナさん! 私にやらせて下さい! 私……お茶を注ぎたいんです!」


 「お茶を注ぎたいってなんですか? ダメですメル先輩! こんなところ見られたらまたクルルちゃんに叱られますよ?」


 「その時は私が叱られますので、観念してお茶を渡して下さい! 最下位の私はお茶係がお似合いなんです!」


 一年前から私に対してもずっとこの調子だ。


 「二人とも♬ そんなに言うのなら私がお茶を注ごうじゃないか♪」


 「どうぞどうぞ!」


 「———え? ………♬」


 こうしてお茶を注ぐのはレイトになった。

 

 「それで、私にお話というのはなんですか?」


 メル先輩の話を聞くために、私達はカフェエリアに移動した。


 レイトが不服そうな顔でお茶を持って来たので改めて話を聞くことにした。


 「それが……私の冒険者様が、少し矛盾した報告をしているのですが、どうしても嘘をついているようには見えないのです」


 「まさにカオス! そういうことかな?♩」


 「……レイトさん、少し黙って」


 詳しく話を聞くと、始まりは山間エリアでの念力猿プシコキネージュ発見報告から始まった。


 報告したのはメル先輩が担当する鋼ランク二人組パーティーで、山間エリアの廃城付近に発見報告があったとか……


 念力猿は上級モンスター、討伐難易度は金ランクで上級モンスターの中では倒しやすい方だろうか。


 念力でありとあらゆる無機物を自在に操作してくる厄介なモンスターだが、肉質はそんなに硬くはない。


 高ランク冒険者でないと近づく前に大岩を落とされたりしてとんでもないことになるが、接近できれば切れないこともないので、月光熊なんかと比べれば可愛い方だろう。


 まあ、近づくのが大変困難なのだが……


 しかし討伐に行ったキャリーム先輩が担当する金ランク冒険者は念力猿を発見できなかったらしい。


 改めて山間エリアの岩ランク冒険者達には廃城付近の監視を強化してもらった。


 しかし発見報告があったのは角雷馬コルシュトネール


 これはあり得ないことなのだ。


 角雷馬は平原でしか発見報告がないことからナワバリは平原付近である。


 ナワバリ外である山間エリアでの発見はあり得ない。


 しかし報告した岩ランク冒険者は五人。


 五人もの岩ランク冒険者が口を揃えて角雷馬を見たと断言したのだ。 これは確かに妙な話だ。


 岩ランク冒険者でも角雷馬の生息地ぐらい知っている。


 発見報告があった上級モンスターは冒険者育成学校で必ず習う、鋼ランクに上がるまでは発見したらすぐ逃げるように、耳が痛くなるほど言われるのだ。


 発見した時点で驚いて二度見するだろう。


 「妙だね、念力猿の発見報告も角雷馬の発見報告も虚偽でないと言うのなら、かなりの高難易度クエストになってしまうね?♪ 上級モンスター二体同時に相手にするとなれば、それはもう百鬼夜行だ♪」


 ……ああ、百鬼夜行の使い方が違う。


 メル先輩は困った顔で私の方をチラチラ見ている。


 『この人一体何言ってるの?』とでもいいたそうな顔だ。


 私はレイトを無視して考えを述べることにする。


 「おそらく新型モンスターの幻術系能力。 もしくは変化能力も否定できないですね。 最悪の状態は先ほどレイトさんが言ったように上級モンスターが本当に二体いる場合です。 角雷馬に念力猿って……考えただけでも恐ろしいです」


 しかし幻術や変化の能力を持ったモンスターなんていたかな?


 「ま、まさか! 幻影狼ルルファートム⁉︎」


 メル先輩が青ざめながら声を上げた。 周りの冒険者達もギョッとした顔でこちらに視線を集める。


 「いやいやいや! メル先輩落ち着いて下さい! あくまで可能性の話です! 幻影狼なんて出てしまっていたら今頃山間エリアの拠点は消失してますから!」


 幻影狼は四年前発見された最強最悪のモンスター。


 滅界級と分類されることから、発見された時点で世界崩壊の危機を意味する。


 四年前は数多くの冒険者が犠牲になり、ようやく倒せることができたとか。


 私がこの世界に来る前の話だ。


 伝え聞いた話しか知らないが、街は数えきれないほど滅び、大国がいくつも多大な被害を負ったとか。


 激しい戦いの末に当時宝石ランクだった紅焔べにほむらさんがとどめを刺して、それを讃えるために宝石ランクの上に星ランクができたらしい。


 この冒険者協会の第一世代が極端に少ないのはそれが原因だ、今は当時銅ランク以下だった第一世代がほとんどで、鋼ランクの夢時雨さん、閻魔鴉さん、極楽鳶さんなどはそれに分類される。


 幻影狼戦の生き残りは金ランクの三人、虎宝さん、龍雅さん、貂鳳さん。


 宝石ランクの凪燕さん、星ランクとなった紅焔さんのみ。


 そのため幻影狼の名前を聞いただけで冒険者協会は混乱し始める。


 「ル、幻影狼? 嘘だろ? 俺まだ死にたくねぇよ!」


 「せっかく鋼ランクに上がったばかりなのに!」


 「どどど! どうしよう……夜逃げするしかないか?」


 などとてんやわんや。


 「みなさん落ち着いてくださーい! まだ発見されたわけではないし、今山間エリアで奇妙な報告が上がっています! 幻術や変化を使うモンスターの仕業かもしれないという話をしていただけです! そもそも! 昨日山間エリアに行ってた人もいるでしょう! メル先輩の早とちりなので安心して下さいっ!」


 私は混乱を抑えるために大声で状況を説明した。


 「と、いうわけで。 山間エリアの調査に参加してくれる方〜、メル先輩のところに来て下さ〜い! 矛盾した報告に関する調査をするので、予測できない事態が発生した時のためにランクは鋼以上でお願いしま〜す!」


 私はそう言って席に座り直す。


 「セ、セリナさん、すみません……」


 「なんで謝るんですか? 普通ですよ? だって上級モンスターが本当にいたら怖いですもん」


 なぜか涙目でお礼を言うメル先輩。


 なぜ涙目なのかはわからないが、私はとりあえずそう言った。

 

 

 私の呼びかけがあってから、すぐに冒険者が五人集まった。


 小鬼の群れ蹂躙戦に来てくれていたレミスさんに、閻魔鴉さんと極楽鳶さん。


 他には第四世代の銀ランク冒険者二人組、『ぴりから』さんと『ぬらぬら』さん。


 全員私の担当冒険者だ、メル先輩に念力猿発見報告した二人組の鋼ランク冒険者を交えて話し合うことになった。


 レイトは仕事があるのでどこかにいったので、代わりにクルルちゃんが話し合いに参加してくれる。


 集まった冒険者と共に、会議室に移動した私達。


 私と、担当の五人は並んで座る、向かい側にメル先輩と鋼ランクの二人。


 真ん中にはクルルちゃんが座ってくれている。


 クルルちゃんは受付嬢の中で一番の古株、私が頼んで知恵を貸してもらうことにした。


 「念力猿の発見から角雷馬発見まで三日しか間が空いてないとなると、セリナの予測が一番近いかしら?」


 クルルちゃんはメル先輩が提出した資料を見ながらそう呟く。


 「さすがクルルさん、やっぱり受付嬢九年目のベテランはちが……」


 メル先輩の担当する鋼ランク冒険者が口を開いた瞬間、私の目の前を白い小さな影が横切った。


 そして口を開いていた冒険者が机に突っ伏す。


 今、何が起きたんだ?


 机に突っ伏すのはメル先輩担当の鋼ランク冒険者、シュプリムさん。


 頭のそばには粉々になったチョークが落ちている。


 今一瞬、クルルちゃんの右腕がブレて見えたが……


 「恐ろしく早いチョーク投げ、私の視力じゃなかったら見逃していたわ。 粉々になったらかわいそうだけど……あ、すいません黙ります」


 レミスさん……頑張れ


 「セリナの見立てでは幻術か変化だったわね、本命はどっちなの?」


 何事もなかったかのようにクルルちゃんは続けた。


 「確実に変化ですね、幻術なら拠点から発見した岩ランク冒険者の報告が矛盾します。 何せ明らかに幻術の効果範囲外です。 上級モンスターですらそんな広範囲に幻術見せる能力なんて聞いたことないですよ。 幻術だったとしたら、それこそ幻影狼説が浮上しますよ」


 「そう考えると変化なら可能性は非常に高くなると言うことね?」


 「そうなりますね、ただそうなるとかなり厄介な問題があります」


 私の見解に一同、息をのむ。


 「まず、本物のモンスターの正体がわかりません、新種の可能性が高いです。 新種の場合、対策も危険度も全くわかりません。 変化している本体を発見したとしても能力が不明なら対策も立てられません」


 「そんな、そんな危険なクエストに……」


 「メルさん! 私は構いません! 最初に報告したのは私なのですから! いかに強い敵が来たとしても私は必ず生きて帰ります! そのために毎日タンパク質を八十グラム欠かさず摂っているのです!」


 必死にメル先輩を説得しているのは『虞離瀬凛グリセリン』さん、第二世代冒険者で本名はユウィール。


 坊主頭で筋肉粒々、前衛の盾役でメル先輩が担当している冒険者の中でも有名な方だ。


 「ですが、何が起きるかわからない状態では、いかに虞離瀬凛さんでも対応できるかが……」


 不安そうな顔で俯くメル先輩を私達は気まずそうな顔で見る。


 あの人は一年前、担当冒険者がクエスト中に亡くなってしてしまったのだ。


 そこから彼女の成績はガクリと落ちた、銀ランク以上のクエストや亡くなった冒険者が発見された山間エリアのクエストは、他の受付嬢に任せるようになった。


 彼女が斡旋するクエストは鋼ランク以下で、危険が少ないクエストばかりになった。


 彼女の受付嬢ランキングはすぐに最下位になり、高ランクの冒険者達は次々と担当を変えるよう申請していた。


 それでも彼女を慕い続けていた冒険者は彼女の担当するクエストを優先して受けてくれていたが。


 彼女はその冒険者達にも担当を変えるよう勧めたがブレなかったらしい、彼女が担当する冒険者達はモンスターをいかにして倒すかよりも、どんな状況になったとしても生き残る方法を伝えられる。


 彼女は優しすぎた、亡くなった冒険者は山間エリアの中級モンスター蜥蜴兵レザルソルーダ討伐クエスト中に亡くなった、全滅だったため襲ったモンスターの正体も不明。


 一つわかっているのは……


 「山間エリアには、正体不明の超危険モンスターが今も潜んでいます。 だから今回のクエストは申し訳ありませんが、セリナさんにお願いしたいです……」


 トラウマを思い出してしまったのだろう、彼女は不安そうな表情をしたままだ。


 虞離瀬凛さん達はこの一年メル先輩の言うことを聞かずに、事件があった山間エリアでひたすら調査を続けていたらしい。


 彼らはメル先輩に対して恐ろしいほど信頼を寄せている、だからこそ彼らはメル先輩を立ち直らせたくて調査を続けていたのだ。


 「メルさん! どうか私を信じて下さい! あなたがこのクエストに恐怖を感じるのはわかります! ですが……わ、私はタンパク質だけではなく野菜もしっかり摂取してますからきっと大丈夫です。 体だけは、頑丈ですから」


 虞離瀬凛さんは途中で言葉を濁して誤魔化した。


 きっとあの人はずっとメル先輩を慕っていて、何度も自分の力でメルさんを勇気づけようとしたんだろう。


 それでも結果は見ての通り、これ以上無理を言ってもメル先輩を苦しめるのではないか、本当に自分たちは生きて帰れるのだろうか。


 そんな不安が頭をよぎり、言葉が続かなくなって誤魔化してしまったのだろう。


 ……もう、しょうがないな!


 「いいですよメルさん! そのクエスト、請け負いますよ!」


 私は勢いよく立ち上がり、メル先輩をバシッと指差す。


 メル先輩は安心したような顔をしているが、そうはさせない!


 虞離瀬凛さんもがっかりした顔で私を見ているが、安心してほしい。


 「セリナさん! お願いです! どうかこのクエストはメルさんに……」


 「た・だ・し! 条件付きですよ!」


 私の一言で必死に抗議しようとしていた虞離瀬凛さんは押し黙った。 メル先輩は首を傾げて私の言葉を待つ。


 「とりあえずクルルちゃん! 私のお願いを聞いて下さい!」


 「いいわよ。 二人で行きなさい」


 メル先輩と私は驚いてクルルちゃんの顔を凝視した。


 「あ、あの。 私、まだ話の途中……」


 「あら違った? 『発見者の面子を潰したくないからメル先輩と一緒に行かせて下さい』って言おうとしたんじゃないの? すかしながらそう言ってカッコつけようとしたんでしょ?」


 ……なぜ? 一言一句言い当てるのだ!


 確かに私はクルルちゃんを姉のように慕っていて、暇な時間帯は一緒にいることが多いが……


 「メルちゃん、私からもお願いするわ。 セリナは成績はいいけどテンション上がると調子に乗ったりふざけ出すから、先輩のあなたが面倒見てあげて? 正直、このクエストは謎が多い。 危険度がわからない以上、一人よりも二人で行った方が確実だわ。 特例だけど、上にはどうにかして誤魔化すから」


 クルルちゃんんはそう言って口角を上げる。


 「あっ! 俺いつの間にか寝てたのか? いや違う! 首に何やら強力な痛みを感じたから何者かに襲われたに違いない! 誰だ? 俺の命を狙っているのは!」


 ものすごくいい雰囲気だったのに……クルルちゃんにタブー発言をしていたシュプリムさんが最悪なタイミングで目を覚まして騒ぎ立てる。


 ——ほんと空気読んでくれよ。


 みんなはそんなシュプリムさんを見て笑い出した。


 不安そうな表情のメル先輩以外。


 そんなメル先輩に一瞬だけ視線を送ったクルルさんは、すぐに私に視線を送った後、可愛くウインクしてみせた。


 ありがとうクルルちゃん。 メル先輩には昔みたいにキラキラ輝いていて、頼れる先輩に戻ってほしい。


 もう一度優しくてカッコよかったメル先輩を見たい!


 ずっとそう思っていた、ずっと恩返しをしたいと思っていた。


 だから私はこのクエストで、大好きでカッコよかったメル先輩を取り戻してみせる。


 そのためなら、どんな無茶でもいとわない!

 

 

 受付嬢二人が指揮を取るという特例クエストに、協会内はざわついた。


 「セリナ♪ メルさんを……頼むよ」


 珍しくオカリナを手放し、空色の瞳をうっすらと開く真剣な表情のレイト。


 やっぱり、昔のメル先輩に戻ってほしいと思っていたのは私だけじゃなかった。


 クエストに出発する前にレイトとキャリーム先輩が声をかけに来た。


 「今回は特例なのね? ずるいわ? 私もあなたと一緒にごにょごにょごにょ……」


 ……ん? 後半声が小さすぎてよく聞こえなかったぞ?


 私は思わずごにょごにょ言っているキャリーム先輩に顔を近づける。


 「ちょっ! 別に深い意味はないから! あと、顔近いのよ!」


 勢いよく押し返された、キャリーム先輩の押し返す手がほっぺに食い込んで……ありがとうございます!


 「何が起きるか分かんないわ、メンバー的には……回復士がいないのが気がかりね。 まあ実力的には特に問題ないとは思うけど、気をつけていきなさい。 必ず帰ってくるのよ?」


 キャリーム先輩は私を押し返すと、そっぽを向きながらそう言ってくれた。


 聖女キャリームちゃんは、生きて帰って来いとおっしゃった。


 このような嬉しきお言葉をいただいた私は、死んでも死なないぞ!


 キャリーム先輩達に見送られながら、今回参加する冒険者達と共に冒険者協会を出る。


 今回のメンバーは銀ランク三人、鋼ランク四人。


 ぶっちゃけ実力的にはかなり豪華だ。


 小鬼の群れ蹂躙戦でも一緒だった双子の兄閻魔鴉さん。


 黒髪の少年で、戦闘力は言わずもがな!


 そして弟の極楽鳶さん。


 こっちは銀髪でジト目、見分けがつきやすいように髪を染めてわざとジト目にしてるらしい。


 この二人だけでも前衛は安定と言ってもいい。


 メルさん担当の鋼ランクの二人。


 シュプリムさんと虞離瀬凛さんも手練れだと聞く。


 極め付けは、私の担当冒険者である銀ランクの二人パーティーだ。


 ぴりからさんとぬらぬらさんは、化け物揃いと言われている第四世代の中でもかなり有名だ。


 前衛である、ぬらぬらさん。本名ジュランヌ


 短槍の二槍流で、雷魔法で身体強化して戦う。


 金髪の可愛い女の子で、かなり清純で硬派な聖職者みたいな人。


 ぶっちゃけ「哀れなモンスター達に、どうか救済を……」とか素で言いながら、バッタバッタと薙ぎ倒していく様は少し怖い。


 腹黒い要素とかはないからマジでいい人なのは確かだ。


 中衛のぴりからさん。本名ピリカ。


 燻んだ灰色の髪を二つに括っている。


 ピンクの二丁拳銃に、全身フリフリの衣装もピンクと白を基調とした甘々のロリータ。


 初見はマジでパンチが強い。 その上口調も特徴的で……


 「お嬢さん? お手をどうぞ? 外に出ると何があるかわからない。 君のことはボクが守るから、安心してそばにいておくれよ?」


 とか素で言ってしまうボクっ娘。 私は引きった顔で差し出された手をとって、クエストに向かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る