夢のこと


夢の中 二列になって並んでいる

高校生に戻っているようだ

右となりと正面に

高校の同級生がいるから


足元には河内晩柑が2つ

1つ拾って、正面にいる友達に差し出す

「ありがとう。

おれ、河内晩柑好きやねん」

皮を剥いて食べている


これからわたしたちは火だるまになる

そういう授業なのだ

生き残る人もいれば 焼けて

亡くなってしまう人もいる


わたしは 足の指先が

燃えるところを想像し

指が痛いのは嫌だなと思った



2



一旦 解散になった

わたしは 地元を歩いている

工場があった場所に

婚家があって 屋根が燃えていた

建物の中で

かつての同級生が遊んでいた



3



知らないマダムの家へ遊びに来ている

そのうち 大量の客がやってきて

居心地が悪くなった

長いテーブルがあり

弁当と箸 お茶が用意される

入り口ちかくの段ボールに

たくさん詰め込めこまれていて

すみやかに配られているようだった


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