9~山の上の少年

その少年は

山の上から

山を見下ろしていた

まわりは山ばかり

羊飼いか何かなのだろうか

母と二人暮らし

やがてその母もいなくなり

少年だったその青年は

ひとりぼっち

山の中の

その小さな家で


その後どうなったのか

どのようにこの世を去っていったのか


またみれるかな


生きていたら

必ず

身近なひととの

別れはやってくる

やがて自分の死も


改めて思う

なんのために

生まれ死んで行くのだろう


なにかの学びのため

なにか目的があるの

魂の成長というけれど

ゴールはあるのかな

何度も再生し

成長できてるのかな

魂ってなに?


ひとが死ぬと

なんで悲しいのだろう

理由もわからず涙がこぼれるのはなぜ

こみあげてくるのはなぜ


ひとの身体は

その身体の機能だけで

動いているのではなく

別のなにかが

身体の中にあるのはわかる

それはなんなのだろう

それが魂なのだろうか

脳の働きだけでなく

ひとは細胞ひとつひとつで

感じ 考えている

その細胞ひとつひとつに

なにかが宿っているのだろうか


そのなにかは

目にはみえず

すべての生命や物質に

この地球にも

浸透している

大きな大きな

なにか なのだろうか


答えがほしい


わかったからといって

どうにかなるのだろうか


いまがなんだか夢のように感じます


空と宇宙に境界がないように

夢と現実にも境なく

あの世とこの世にも境なく

過去と現在と未来にも境なく

すべてのものが重なり合って

世界は存在している


何を書こうとしたんだろう…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る