6~友を銃で撃った男

男の子

小さな手足

5~6歳

母に手をひかれている

いしだたみの開けた場所

そのまわりに建物

今で言う

ロータリーみたいなとこかな

馬車が走っている


時は過ぎ

青年時代?大事なことが起こった時

友達と狩りにいく

ふたりで行ったと思う

ありきたりの狩りの格好

そして

たぶん誤って撃ってしまったのだと思う

故意にかもしれない

しゃがみこみ友達をかかえている

動揺していた


違う場面

みんなで集まって話をしている

会話は聞こえないが

内容はわかる

撃ったことに関して

おとがめなし

ずっと頭を抱えていた


やがて結婚し

子どもが生まれる

男の子だ

すごく喜んでいる


さらに時は流れ

息子はおおきくなっている

もう青年だ

まだ一緒にいたい…という思いが伝わる

奥さんと息子に

看とられる

病気だったのだろう

40歳くらいだと思う

まだ若かった


友達を撃ったことをずっと悔やんでいた

どう償ったところで人の命

償いきれるものではない

男はずっと悔やんでいた


人生には学びがあるといっていたが

なにを学んだのだろう


このような立場になったら

どう行動すれば良いのだろう


問題は解決していないような気がする

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