宇宙へGo!

 驚くことなかれ!

 前回の更新から1年が経過することに気づいたかいりさん。覚えていただいたみなさま! ありがとうございます!

 ま、気を取り直して……。


 おはようございます!

 今朝見たばかりのホヤホヤな夢をお話しさせてください! 久しぶりにくすって、笑える夢。みなさまもくすくすって笑っていただけましたら幸いです♪


※ ※ ※


「さぁ主発!」


 誰かの声が聞こえます。

 カイリさん、小さな飛行機に乗っているようなのです。


「ちょ、どこに行きますの? シートベルトはどこぉ~!」


 誰も答えてくれません。

 見えないけど、相方くんが右隣に座っています。

 通路を挟んで左隣は冷凍庫を抱えた金髪の男性、その前が黒髪のストレートヘアの女の子。肩まで伸ばした髪が綺麗です。


 みなさん、黒にオレンジのラインが入った宇宙船内で着るようなユニフォーム。私は……。


 ゲロっ! 寝巻きじゃないか!


「ヘイ、カイリ! 飛ぶよ。ロープに捕まれ!」

「マジですか? ロープって天井から降りてるこれ?」


 隣のナイスガイが頭上を指差すのです。



 そうこうしてる間に飛行機は飛び立ちます。すごい重力!


「く、首が……」


 痛みに耐える カイリさん。

 しばらくすると安定運転。でもね、誰も宙に浮かばない。すると相方くんが叫びます。


カイリちゃん、見てごらん。外に宇宙ごみが散乱してる」


 窓の外は地球と宇宙! を期待していた カイリさん。映像を見てがっかりです。


 だって壊れた宇宙船(劇的に小さい)ものが、ところ狭しと浮いているんです。そこをゆっくりと走行する我らの宇宙船。


「キャーーーー! ぶ、ぶつかるぅ~」


 もう羽の辺りがかするほど、すれすれを通過するんです。おい、ちょっと待て。羽って? これは宇宙船じゃないの?


 そう、そうなのです。飛行機よりも小さい魚のヒレのようなものがついてるのです。


「うわぁ~ぶつかる! ぶつかったらどうなるの?」

「これ、使われなくなった衛星だからさ、きっとこうやって漂って、誰か来るのを待つことになるんだろうね」


 なんとも冷静な……。


 そんな真面目な回答がほしいんじゃなーーーい。と思うカイリさん。

 気を取り直して前方を見ると、先程の女性の髪の毛が逆立っているじゃありませんか!


「Gよ!」


 へっ? やだーーーーーっ! 誰が連れてきたの? きっとこいつが進化してエイリアンになってtr、地球を占拠するのよ。やめてぇぇぇぇぇぇ。


 焦るカイリさん、はたと気づきます。


 あぁ~重力ね。ほっ。



 観察し続けると彼女は普通に紅茶をカップで飲み始めるのです。なんだ? 液体は宙に浮かないの? へぇ~って、納得。(多分、水の塊になるよね?)


 カイリさん今度はご飯のことを考えます。


 私何も買ってこなかったなぁ~。機内食でるの? そこが一番気になってお隣を見ると、冷凍庫を抱えていた青年が、中からアイスキャンディーとカロリーメイトを取り出し、モグモグ。


「カロリーメイト最高だね」

「う、うん。私もいつもなら予備を持ってるよ」


 何故か対抗意識を持つカイリさん。鞄の中にはお菓子すら入ってないのです。だってこの度のために準備してないから……。


 と、とりあえず。寝とこう。


 こうして朝を向かえたのでした。


END


*久しぶりの夢は、オチのない夢だったけれど、宇宙はゴミでいっぱいだったよ。(夢でよかった…)

*毎度もお付き合いいただき、ありがとうございました!(ぺこり)

*次回は人生初のアメリカ体験について呟きたいと思います!

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