想いは虹に、夢は星屑に

紫川 雫

言い伝え

「ただいま〜!!!!!」

私は勢いよくドアを開けた

「おかえり、渚。いつも言うけどドアを壊さないように開けてね?」

おっと…お母さんに静かに怒られてしまった…()

「えへへ…はぁい!」

「あ、おやつ食べる?手を洗ってきたら置いておくわね」

「おやつ!わかった!」

私はランドセルを置いて洗面所に行った

__

「もぐもぐもぐもぐ…」

「(あれ?我が子って…リスだったかしら…?)」

私は一生懸命にドーナツを食べていた

…や、やばい…美味しすぎる…()

「…ゴクンッ…そう言えばさ、ここって言い伝え?みたいなのがあるよね?」

私はふとお母さんに聞いてみた

「えぇ、そうね」

「もぐもぐ…ほれってそれって…もぐもぐ…なんらっけなんだっけ?」

「食べてから喋りなさい?(`・ω・´)」

「ゴクンッ…は〜い」

「そうね、ここの言い伝えは…確か…」


だったかしらね…」

「…なるほど(`・ω・´)」

「なんか素敵だね!」

「あら、渚がそんなことを言うだなんて…熱でもあるのかしら?」

え…お母さん酷い…(இдஇ`。)w

「熱はないよ…wそっか…その意味って知ってる?」

「そうねぇ…お母さんは知らないわ…」

「そっかぁ…( ᐛ)パパァなら知ってるかな?」

「そうね、( ᐛ)パパァなら知っているかもね」

あ、お母さんノリに付き合ってくれた…嬉しい()

「まぁ、お父さんが帰ってきたら聞いてみなさい」

「はぁい!」

おやつを食べ終わった私は手を洗って部屋へと戻った。

to be continued…

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