存在しない死んだ妻をよみがえらせる、というテーマがまずとても面白いと思いました。必要に駆られていないことへの努力がなぜだか捗ることや、情景の描写もリアルに感じて先が気になりました。ラストは一体何を蘇らせてしまったのか、鳥肌が立ちました。夜に読んではいけませんね…それくらい上質な怖さでよかったです。