次
今の俺のレベルは5である。スキルは身体強化と言語理解、魔法は炎と水の初級である。どこまでレベルが上がるのかは分からないけど、とりあえずまだまだ弱い。だから俺に出来る事は強いものを倒すことだ。つまりは猛獣である。保護区間であるが正当防衛としての場合は認められるとの事が両親から聞いた。たぶんという事だが。だからサバンナを歩いて猛獣が襲いかかってきたら正当防衛をかざして攻撃するというある意味狙われまちをすることにした。
早速ライオンが俺を見つけて襲いかかってきた。弓矢で射抜く。
身体強化をして弓矢を打つだけでもそこそこの矢が放てるのが分かっている。それは身体強化にレベルが上がったことで、身体強化を武器に付与できるという新たなスキルが手に入ったからである。武器にも身体強化の影響を一定時間付与できるので、これはかなり強力なスキルが手に入ったと思った。だんだんと人間離れしていると俺は思い乾いた笑いがわいてきた。
「信じられないわ。まさかライオンを狩ってくるだなんて。化け物ね。いい意味で」
いつもの言葉に俺はくすっと笑った。それぐらい最近は余裕が出てきたのだ。
そしてライオンを狩った事でレベルが2も上がり7になった。雷魔法と思念伝達を覚え、両親と脳内で遠くにいても会話を出来るようになったのであった。
雷魔法は期待したが、静電気程度だった。まあ最初はそうだよな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます