第7話策士策に溺れる

明日の面接をどう乗り越えようか?かんがえた。

募集には、文章を書くことが好きな方へ。とあったが、担当者とメールでやり取りすると、エロゲーのシナリオライターだった。

で、一次選考で作品を送ったらパスした。

そして、明日、面接。

僕はエロゲーなんかした事無い。普通のテレビゲームさえもしていないのに。

息子とフォートナイトもっとしとけりゃ良かった。

0からものを作るのは好きだ。

カクヨムでも冴えないし、中部ペンクラブでも結果を残していないのに、僕が書いたシナリオが世に出回る事が在るのだろうか?

取り敢えず、バイトで入社して、身体がキツくない程度に残業すればいいや。

ホントに作業手順書を読んだりして、仕事する会社ではない。

アイデアが勝負だ。

明日、項垂れている僕の姿が目に浮かぶ。

ゲームが嫌いなのだが、シナリオを書くだけなら喜んで作業する。

策に溺れたか?

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