349‐内緒話編
幼「内緒話しよ?」
僕「いいよ」
幼「私の好きな人はね」
僕「うん」
幼「君なの」
僕「……」
幼「二人だけの秘密だよ♪」
僕「失ってしまった青春のやり直しでもしたいの?」
幼「現役バリバリの高校生だもん!!!」
~ ~ ~
幼「内緒話の不思議~!」
僕「わー」
幼「内緒にならない」
僕「人の口には戸が立てられないのさ」
幼「だから縫い付けちゃお」
僕「そこまで内緒にして欲しいなら言わなければいいのに」
~ ~ ~
幼「どんな内緒話されたらテンション上がる?」
僕「エッチな奴」
幼「天国、幸福、高い」
僕「それはイニシャルがHな奴だね」
幼「ここだけの話しなんだけど私しばらくアレが来てないんだ」
僕「それはテンション下がるエッチな話だなあ」
幼「冗談だよ?」
僕「性に関する話題はデリケートで反応が怖いので念のため補足する幼馴染ちゃんだった」
~ ~ ~
幼「憧れてる子と内緒話ってそれだけでもう両想いみたいなところあるじゃない?」
僕「そういう行き過ぎた勘違いする奴が将来ストーカーになるんだよ」
幼「でもどうだっていい相手と内緒話しなくない!?」
僕「異性を手玉に取るのが趣味な人なら片っ端から『特別感』を与えに来るんじゃない?」
幼「私みたいな?」
僕「そう」
幼「私は僕くんだけしか見てないよ!」
僕「知ってて言ってるんだよ」
幼「えへへ♪」
~ ~ ~
幼「内緒話する場所と言えば!?」
僕「放課後の教室」
幼「普通すぎない?」
僕「雨で部活がなくなって教室でぼーっとしている僕のところに現れた帰宅部の彼女とする内緒話」
幼「私帰宅部じゃないよ?」
僕「さ、そろそろ夕飯の支度しようかな」
~ ~ ~
幼「昼休みの誰もいない美術室とかで内緒話したことあるよ!」
僕「浮気かな?」
幼「どの口が↑それを言うの!?」
僕「この口」
幼「何回も私をたぶらかしたいけない口……!」
僕「世の中負ける方が悪いのだ」
~ ~ ~
幼「内緒だよって言われると無性にバラしたくならない?」
僕「いけないことってスリルがあって楽しいんだよね」
幼「ということは?」
僕「また何かしょうもないことを企んだかな?」
幼「むしろ推奨すれば相手の行動にある程度の制限をかけられるんじゃない?」
僕「試しにやってみたら?」
幼「僕くん好きなだけ浮気していいよ!!!」
僕「あ、ツンデレちゃん。今度の日曜日デートしよっか」
幼「なんでさ!?」
僕「それで思い通りに運ぶのは根っからの天邪鬼が相手の時だけだよ」
~ ~ ~
幼「内緒話、ある?」
僕「あると思う?」
幼「質問に質問で返す男は嫌われるよ!」
僕「別にいいよ」
幼「えー」
僕「どうせ君は僕を嫌えない」
幼「だって大好きなんだもん……」
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