145-レストラン編
幼「ファミレスに行こうぜーーーーー!」
僕「レストランと言えばファミレスなんだ」
幼「そうだぜ?」
僕「妙に高級なフレンチとか言われても困るから助かるよ」
幼「好きなファミレスの使い方はドリンクバーでタコ粘りです!」
僕「サイドメニューくらい注文してあげて」
~ ~ ~
幼「ファミレスではデザートは食後? それとも食前?」
僕「デザートは頼む前提なんだ」
幼「逆に頼まないことってある?」
僕「あるけど」
幼「何しにファミレス行ってるの???」
僕「全人類がデザート目当てでファレミス行ってると思うなよ」
~ ~ ~
幼「一人ファミレス無理って言う人がいるけどアレよくわかんない」
僕「学生だったら勉強っていう言い訳を使えるから結構一人で入れちゃうんだよね」
幼「どうして大人になると一人ファミレスはしんどいの???」
僕「その年になってもファミリーがいないぼっちだってばれちゃうのがきついんじゃないかな」
幼「将来孤独な自分を想像してみたら泣けてきちゃった……」
~ ~ ~
幼「ファミレス以外のレストランを知らない私でもドレスコードとかがあるレストランでの食事に憧れはあるの!」
僕「ドラマとかでも見ると一回くらいは使ってみたくなるよね」
幼「そして言いたい台詞があるの!」
僕「なんだろう」
幼「シェフは呼んでくれないか?」
僕「あんなのフィクションだよ」
~ ~ ~
幼「レストランの嫌なところ~~~~!」
僕「オーダーを忘れられてしまう時があること」
幼「何のためのハンディなの!!」
僕「誰にだってミスはあるんだ、しょうがないよ」
幼「だって人間だもの」
僕「とりあえず語尾に『だって人間だもの』を付けておけば素敵に聞こえるやつ」
~ ~ ~
幼「レストランって全然休めないから大変だよね」
僕「どういうこと?」
幼「だってそういう意味で付けられた名前でしょ?」
僕「名前」
幼「レストする場所でランする」
僕「うーん、いまいちかな」
~ ~ ~
幼「凄いことを思いついたの!」
僕「またろくでもないことを言う時の顔をしている」
幼「朝食バイキングをオーダーして退店しなければ死ぬまでの食費タダになるよね!?」
僕「制限時間という概念を知ろうか」
幼「後シャワールームがあれば余裕で生活できる!」
僕「ファミレスに住もうっていう発想からまず離れておくれ」
~ ~ ~
幼「一品単価が安いからってついサイドメニューばこばこ注文した見事企業戦略に引っかかって余計な散在をしてしまう愚か者はいる!?」
僕「幼馴染ちゃんだよ」
幼「コーンスープとかほうれん草とベーコンのソテーとかつい頼んじゃうの!」
僕「僕はポテトかな」
幼「ところで日に日に山盛りフライドポテトの量が減り続ける現象の原因は何なのか知ってる??」
僕「レストラン界のブラックボックスに触れるのはやめなよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます