第7話 夏休みと青春な一日

「中村君と一緒にいたい?」

「うん……」

 絵里香はいつもの帰路、美結と帰っている最中、ある相談を持ちかけられていた。

「言えばいいじゃん。前だってそんな感じだったでしょ?」

「最近はテストとか中村君に予定があったりで一緒にいる時間が減ったんだもん……」

「そっか、そっか……それはドンマイ―」

 予定と言うと美結のプレゼント選びで付き合ってもらってことはあったけど……あれ、私が原因なんじゃ⁉

「そ、それで……今はどうしてるの?疎遠気味?」

「まぁそんな感じ………どうすればいいと思う?」

「う〜ん……そうだ! 前みたいな距離感に戻す為に夏祭りに誘って見れば?」

「夏祭り?」

「そう! 二駅ぐらい離れた街の神社で夏祭りがあるらしいよ」

「へぇ……とりあえず誘ってみるね。ありがとう。絵里香」

「どういたしまして〜ちなみに夏祭りは浴衣で行くの?」

「うん。流石に私服では行かない……よね?」

「あ〜えっと、う〜ん……」

 美結はあからさまに目を泳がせている。

 これ普段の私服で行く気だったな……

「あ〜もう高ニにもなってなんでお洒落しないかな〜」

「だっておしゃれすること自体興味ないし……」

「けどさ可愛いからしないと勿体ないよ〜! まぁ、いつか自分からしたいと時が来るか……」

 流石に無理強いはしたくないけど……そうだ!

「浴衣を着て可愛くなったら中村君も『もっと加藤さんと一緒にいたい』って言うかもよ?」

「そ、そんなこと……あるの、かな?」

 ――お? 押せば着てくれそう……

 それ以上に私が思うに、美結は素人目からみても顔は整っていて素材はいい。

 だからこそ浴衣などに袖を通した魅力的な美結を中村君に見てほしと思う反面、そんな可愛い親友を独り占めしたい気持ちの私が葛藤を続けている。

 う〜ん……悩むけどここは友達の気持ちを優先しよう……。

「うんうん! 絶対中村君も美結のことだけを見てくれるはず!」

「そっか……じゃあお母さんに聞いてみるね。相談乗ってくれてありがとう! 絵里香」

「どういたしまして〜」

 持ちかけられた相談が終わるやいなや、美結は嬉しそうな顔つきなまま颯爽と帰っていった。

「果たしてどうなることやら……まぁ期待しときますか」

 

* ♧ *

「みんなで行くのとは別に……二人で夏祭りに行かない?」

「え……?」

 美結のほうから何かに誘われるとは思いもせず隼人は唖然としていた。

「……夏祭りのことは別にいいよ。楽しいだろうし、にしてもまた急だね」

「うん。最近中村君と一緒に帰れたり、お話する機会が少なくて……その、少し寂しかった」

 理由を語る時の彼女ははっきりと、表情筋に暗雲が立ち込めていた。落ち込みようが見てわかった。

――やっぱり寂しい思いにさせちゃったんだな……

「そっか……それじゃあ夏休みの日以外にもどこか遊びに行く?」

「え、いいの?」

「うん。夏休みなんて課題しかやることないだろうしさ。せっかくだから」

「わかった。じゃあいろいろ考えておくね!」

 その時の彼女の表情は晴れやかに明るくなってこちらも自然と頬が緩む。

 それからもセミの鳴き声を傍らに僕たちは談義に夢中になっていた。 

 

「あ、ところで中村君は夏休みの課題で出てる読書感想文の本は決めてるの?」

「え、課題? まだ決めれてないね。そもそも本はあまり読まない方だし」

 読書感想文があるからこそ僕は毎年この時期が憂鬱だ。だけど夏休み自体は嫌いでもなくむしろ好きな方だからなんとも言えない気持ちになる。

「そうなんだ。ならあまり読書しない人向けの作品いくつか知ってるけどどうする?」

「へぇ……それじゃあ探すの手伝ってもらってもいい?」

「うん! もちろん!」

 こうして今年の最大の難点である読書感想文の問題はひとまず解決へと至りそうだ。

 不安が解消された僕はほっと胸を撫で下ろした。


* * *

「あ、暑い……」

 夏休み初日。隼人は制服に袖を通し汗だくな体への不快感を耐え忍び学校を目指して歩いていた。

「加藤さんはもう来てるのかな……」

 今日はあくまで読書感想文用の本を探しにきたので普段よりは手ぶらに近い。

 冷房の効いた電車から一変。

 駅から学校までの歩道は住宅の隙間から日光が差し込んでいて朝八時なのもあり、まだ涼しかった。

「少し早く着いちゃうけど、いっか」

 前もって決めた集合時間は八時半。本を決めるために集まるので用事は早くに終わりそうだ。

 まもなく学校の正門に着くあたりで加藤さんが目に入る。 

「あ、中村君。おはよう」

「おはよう。もしかして待たせちゃった?」

「ううん。さっき来たばっかでほぼ待ってないよ」

 そう言う加藤さんは体の節々には汗が見えていて何度かハンカチで汗を拭く動作をしていた。

「とりあえず中に入ろう。待たせたお詫びに飲みのも奢るよ。」

「え、けど悪いよ……」

「気にしないで。待たせた自分が悪いし、それに今日も結構暑くなるらしいし」

「そうだね……それじゃあお言葉に甘えようかな。ありがとう!中村君」

「どういたしまして」

 そのまま時折会話を挟みながらも学校へ入り僕たちは図書室へ向かった。

 中に入った途端に温度差は外より体感で五度程下がった気がしてホッとする。加藤さんの方もリラックスしたような表情にかわり安心する。

(待たせただけでなく熱中症で倒れられたら加藤さんに申し訳ないし……)


 ひとまず図書館前の階段付近の自販機に到着した。

「加藤さん。何か飲みたいものとかある?」

「特にないよ。別に苦手な飲み物もないし中村君のおまかせで」

「わかったよ」

 おまかせと言われ困惑こそしたがこの自販機は水からコーラ、イチゴオレ等々、無難なジュースが揃っていてどれも選びやすい。

 ――どれ選ぼうか悩むけど……あ、これ加藤さん好きそう

 小銭を入れボタンを押す。買ったのはだれもがこよなく好きなイチゴオレ。

「はい。加藤さん」

「ありがとう。あ、私これ……」

 するといちごオレを握り、真剣に見つめている。もしかして甘いのはNGだったのか……?

「すっごく大好きなの! ありがとう。私好みの味を選んでくれて」

「いやいや、偶然だよ。適当に選んだだけだし」

「とにかく奢ってくれてありがとう! いつかお返しするね」

 そう言いながらやや上機嫌のまま加藤さんはそのまま図書室へ直行。どうやらよほどの好物だったようで心から嬉しそうに笑っていて幸せそうだ。


「思ったより人少ないね」

「そうだね。けどここにいる人って勉強の為に来てるのかな?」

「そうなのかもね。だから静かに行こう」

 図書室はカリカリとペンを走らせる音と教え合う声だけで閑散としていた。

 これだけ静かなら本探しに集中出来そうだな。

早速本を探そうと加藤さんを訪ねようと隣を見ると姿を消えていた。

「あ、ねぇ中村君見てこれ!」

 加藤さんは後ろの本棚で小声でこちらを手招きしていた。

「占いの本あったよ。読んでいこう…?」

「懐かしい…小学生以来かな。こういうのって図書館や図書室行くとつい手に取りたくなるよね」

「うん。わかる! なんとなく見たくなるよね」

他愛ない話をしつつ本棚へ手を伸ばす。

 美結はウキウキと本棚から『2023年の運勢』という至ってシンプルな内容の本を取り出す。

「加藤さん手指変わってるよ……まぁいいけど」

 近くの机に腰掛け本を開く。

 僕らは日にちは違うが月は同じだったので探すのは楽だった。 それはそうと知り合いと誕生日が同じ月だけでも嬉しいのは自分だけ……?

「う〜んっと。あ、あったよ」

 目次から該当のページめくると結構細かく書かれていた。

『今年は挑戦があなたの欲しいものを手に入れられるかも……? けれど引き際が肝心。焦らず頑張ろう』

 ――なんかおみくじみたいだな。思ってたのと違う……

 内心呆れつつ読むのをやめた。そもそも占いなんて信じてすらいないからだ。何度か信じてラッキーアイテムを用意したが効果もなく、それ以降占い見るだけで信じることはしなくなった。


 加藤さんの方はというと本に目が釘付けになっていて熱心に読んでいた。

 占いの類は信じる派なのだろうか。こういう純粋なところは見ててなんだか可愛いと思えてくる。

 だけど純粋な人はなんでも信じそうで危なかっしい一面もあるのはよく聞くが彼女の場合どっちなんだろう。

「ラッキーアイテムは……結束バンド? どこかで買えたりするかな」

 ラッキーアイテムもすぐに用意しようとするあたりを見るに彼女はそうとう純粋な心の持ち主のようだ。


 と、そろそろ本来の目的に戻らないといけない。そもそも僕たちは本を探しに暑い中ここまで来たんだ。目的を果たせずに終わるのだけは避けたい。

「加藤さん。そろそろ本を探そう? 時間も限られてるし今日も昼が36℃ぐらい行くらしいし」

「本当? なら急がなきゃ。ごめんね、勝手に行動して」

「ううん。大丈夫だよ。それはそうと加藤さんのオススメはどんなの?」

「こっちだよ。ついてきて」

 手招きされながら図書室奥の本棚の方へ歩いてく。途中座っている生徒たちにやや視線を向けられたが僕たちは勉強目的に来てはいないのだ。

「ここだよ」

 案内されてついた場所の本棚にはミステリー小説が敷き詰められていた。

「ミステリー小説? けど小説はあまり読んだことないよ?」

「大丈夫だよ。私も最初は小説は苦手だったけど手にとって見たら面白くて読んだことなくておすすめできるかなって」

 彼女いわくミステリー小説をきっかけに他のジャンルにも手を出し始めたらしい。

「う〜んと、この辺とかかがいいかな」

 加藤さんが本棚から取り出したのは普通の小説より薄く、このくらい薄ければあまり読書をしない僕でも読み切れそうだ。

「はい。これとかオススメだよ!」

「ありがとう。早速家に帰ってから読んでみるね」


 それからは僕たちは今度は加藤さんの本探しを手伝うというより、一緒に本を漁っていた。

「意外とミステリー小説も奥が深いんだね……」

「そうなの! 読んでる時も自分なりに推理してくのも魅力なんだよ」

 それからというのもずっとミステリー小説の魅力を三十分近く語っていた。主に加藤さんが楽しそうに話していてだけだったが。

 そして周囲からの煩わしさがこもった目線が痛い……流石に注意しとかないと。

「か、加藤さん。流石に静かにしとこう?周りの人は勉強にしてるし」

「あ…そう……だね。ごめんなさい。一人騒いじゃって」

 周囲に気づくと美結は耳まで真っ赤になった。

「大丈夫だよ。好きなことだと誰だって夢中になるからしょうがないよ。それに」

「それに?」

「こういう加藤さんも新鮮でいいなと思うよ」

「そ、そう…かな?」

 今度は目を左右に激しく泳がせてテンパっている。結構わかりやすいぐらいに動揺していた。

 そんなこんなで時間は過ぎていき図書室に置かれている掛け時計から正午を知らせる音がなる。

「とりあえずこれでお互い目的のものは見つかったし、帰ろう」

 図書室を出て下駄箱についた所で近くで音がなる。

「そうだね。ん? ちょっと待って中村君」

「どうしたの?」

 音の正体は彼女のスマホだった。美結はトートバッグからスマホを取り出す。

「あ、お母さんからだ」

 と言いながらスマホでのやり取りを見せてくれた。そこには

『今日正午から3時までの間、気温は38℃まで行くらしいからせめて夕方までそっちで涼んでから帰ってきな〜』

 コミカルなメッセージで加藤さんの身を案じてこっちで過ごすようにとの言葉だった。

「こっちで涼んでといってもご飯どうしよう……そもそも午前中に変える予定だったし」

「確か購買やってた気がするよ?」

「そうなんだ。なら見に行こう?時間もちょうどお昼どきだし」

「そうだね」

 足早とした歩幅で下駄箱から体育館前の入口前にある購買へ向かう。

 道中、部活をやっていたと思われるジャージ姿の生徒や補習として訪れていた生徒などと多くの生徒が来ていたようだ。


「あれ、美結と中村君じゃ〜ん」

 補習でくたびれている北沢さんはゆっくりな足取りでこちらに向かってきていた。

「絵理香。もしかして補習で?」

「そゆこと。結構しんどいよ……助けてよ〜」

「これを機にちゃんと勉強を始めてみたら?」

「やってみるよ…………できればね」

 今小さな声で何か言ったような…気のせいか。

「それで二人はなんで学校に? 勉強?」

「そういうのじゃないよ。ただ読書感想文に読む本を探しにきたの」

「へぇ〜二人して真面目だね。」

「そういう絵理香は夏休みの課題は?」

「うっ、まだ、ちょっとしか出来てない……」

 加藤さんの方を見ると関心したように誇らしく笑う。

「去年に比べたらマシな方じゃない? 去年なんて放課後まで残ってやってたし」

「え?」

 それは流石に遅いのでは…関心するのも頷ける。

「そ、それはそうとふたりとも購買買いに来たんでしょ? 早く買わないとなくなっちゃうよ?」

 今露骨に話題反らしたな……まぁ自分でもこの手の話題は変えたいとは思うけど。

「それもそうだね。行こう。加藤さん」

「うん。じゃあ補習頑張ってね。絵理香」

 絵理香との会話を終えて購買へ向かうと人ごみと呼べるほどそこまで人は並んでおらず品揃えもそこまで減ってなかった。

 

 昼食を無事購入できたので適当に空き教室を探すことに。

「あった」

「本当に大丈夫かな……」

「多分大丈夫だよ。人が来たら場所を移せばいいしそれに、外で食べても暑いだけだしね」

「まぁそれもそっか」

 ということで運良く鍵が空いていた教室を発見したのでそこで昼食を取ることにした。


「「いただきます」」

  昼食を買うと言ってもある程度腹を満たすだけを考えておにぎりや菓子パンを2個ほど購入した。

「それにしても今日はまだ風が吹いててよかったね」

「そうだね。まだ夏の一歩手前って感じで助かったよ」

 今日の気温は高くても32℃ぐらいで、そこに北風に近い風も伴うのでギリギリエアコンがなくとも過ごせることはできる。

「これ美味しい〜♪ 中村君も食べてみて?」

「これは?」

 そう言いながら彼女が手渡したのは菓子パンの一欠片。中からクリームのようなものが見える。

「ミルクフランスパンだよ。甘くて美味しいよ」

「うん。けっこうクリーミーな味で美味しいね」

 口の中はクリームのまろやかでとろみのある味が癖になる。これは今度買ってみようかな


「そういえば加藤さんって本読んだりするの?」

 昼食中お互いびっくりするぐらいに会話がないので沈黙を破り話題を出してみた。

「本? 小説とかならたまにだけど読むよ。どうしたの急に」

「前に北沢さんと話してて、加藤さんが本が好きっていうのを聞いてどんな本読むのかなって」

「そうなんだ。私はいつも恋愛小説を読んでるよ」

「そうなんだ! 僕もけっこう恋愛もの読むんだけどどんなの読んでるの?」

「え〜とね―」

 そのまま食事を終えた後もお互いに恋愛小説の熱はヒーットアップしていき、気づけば眠気が襲いかかる。


* ♡ *

「中村君眠いの?」

中村君も昼食後なのもあってとっても眠そう。今でも首をがくんとしちゃってるし。

「昼食後って自然と眠くなっちゃうね」

「わかる…リラックスできちゃうから尚…更」

「私今日はバッチリ寝てたから起こすから寝てていいよ?」

「いいの? じゃあお言葉に甘えておやすみ……」

「おやすみ……」

 直ぐに中村君の寝息が二人しかいない教室でよく聞こえる。

「あぁは言ったけどなんだかんだで私も眠い……寝ちゃおうかな…」

 頭の中での寝るか寝ないかでの葛藤が拮抗する中、きっと起きれるから寝てしまおうという悪魔の囁きで瞼が閉じていく。


「…………はっ! 今何時!」

 本当に眠りこけてしまい美結は勢いよく起き上がる。教室の時計は三時半。帰るにはちょうどいい時間だ。

「中村君は……まだ寝てるや」

 今も姿勢良く机に突っ伏せしたまま寝ている。

「もう少ししてから起こそっと」

 特にすることもなく自分の愛用のブックカバーに包んだ小説を読み始める。


 廊下を通る人は誰もおらず彼の微かな寝息しかなく逆にこの静寂さが心地よく読書に集中できる。

 けど……彼の方に目をやると今も幸せそうに眠っている。そこで妙な好奇心が現れる。

 中村君にちょっとだけいたずらしてみたい!と。

 (私もなんだかんだで中村君とそれなりに仲良くなれたしいい……はず) 

 彼女は自覚していなかった、彼との距離感の取り方に。仲良くなる手順の順序の異変に。

「と、とりあえず頬でも触ってみようかな……」

 それに加え、好奇心が高まり理性というブレーキが壊れて後先考えずの行動に出てしまった。


 そーっと指を近づける。

 依然、中村くんは起きそうにもないし、このままだといたずらしてしまうけど本当にいいのかな?

「やっちゃうからね……本当に」

 指が頬に食い込み直前で廊下の方から呼びかけるが聞こえてきた。

「あら、中村君に加藤さん?」

「う、梅原先生!? なんでここに?」

 一年生の頃から保健室でお世話になっている梅原先生が立っていた。

「なんでってそろそろ学校閉める時間だから見回りしてたのよ。それより二人は……もしかしてお邪魔だった?」

 からかうように笑う先生を見て自分の行動を振り返ると内側からどんどん熱が帯びだす。

「そ、そんなの私でももうわかりません……」

 もう、やだ! 見られたのも恥ずかしいし、自分のしてた行動も思い返して二重に恥ずかしすぎて隠れたい!

「ふふっ。ごめんなさい。けどそろそろ下校時間よ。熱中症に気をつけて帰ってね」

「はーい。はぁ…………帰ろう」

 さっきのことはもう忘れよう。

「ほら、中村君起きて? もう三時だよ」

「ふぇ? もう三時? ふわぁ……なんか誰かの声がしたけど気の所為?」

「そうなんじゃない? 多分」

 そそくさとカバンを手にとってすぐに教室を出る。

「え? ちょっと待ってよ〜加藤さん!」

 今の顔は絶対、中村君に見られたくない…!

 羞恥心と気まずさに板挟みにされてとても冷静じゃいられない……。

 その日の帰りもどことなく空気まずいままだった。いつか事情を話しとかなくちゃ……

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