第71話 「アッシュ、ぉ、お兄ちゃん……?」2



 “教団”を強く憎悪しているネージュの生き方では、他の冒険者と共に活動することが難しい筈だった。それは復讐を目的とする彼女が、『魔女同盟』を抜けたことからも明らかだろう。


だが今のネージュは、ローザやカルビ、エミリア達と再びパーティを組み、共に冒険者として活動している。


『魔女同盟』を抜けても、ローザ達のパーティを抜けないのには、ネージュなりの理由や事情があるではないかと思った。


「あぁ。ローザ達とパーティを組んだのも、特に深刻な理由があったわけではないけれど……。ダンジョンの内で出くわした時に、“ソロなら一緒に組まないか”って誘われたのよ」


 ローザ達の話題になったことで、夕焼け空に視線を投げたネージュの声音にも、ようやく明るい色がついた。だがそれも一瞬のことで、すぐに彼女の声音には翳が差してくる。


「もともと私は、ローザ達と組むつもりは無かったわ。でも、ある条件を飲んでくれるのなら、パーティに加わるという取引をしたの」


「条件、ですか……?」


「えぇ」


そこでネージュは、怜悧な美貌を持つ彼女には似合わない、どこか露悪的な微笑を作ってみせた。


「“私が必要とする時には、ローザ達を雇わせて貰う”っていう約束よ。……要するに、“教団”に関わる依頼があった場合、私がローザ達を雇うつもりで話をつけたの」


 確かに、冒険者自体が依頼者となって、自分の所属するパーティメンバーを雇うことは可能だ。いわば同行依頼の亜種のようなもので、珍しいことでもない。

 

 報酬を自分で用意することで、一時的なパーティのオーナーとして振舞うことのメリットは大きい。なぜなら、個人的な目的のある冒険活動に、パーティメンバーを連れて行くことができるからだ。


「もちろんパーティに入れば、ソロに比べて自分の取り分は減るわ。でも、等級を更に上げることに関して言えば、ソロよりはパーティを組んだ方が効率も良いでしょう」


 そこまで言ってからネージュは、「まぁ実際のところは、等級も貢献度も、今は大幅マイナスを食らっているのが現状だけれど」と肩越しにアッシュを振り返って苦笑を浮かべてみせる。


冗談めかした口振りではあったが、彼女の薄青い瞳は、夕日の光を受け止めながら強張っているのが分かった。


 アッシュは上手く応答できず、ただネージュの目を見つめながら、無言を返してしまう。そのアッシュの沈黙に耐えかねたように、ネージュが言葉を続けた。


「つまり……、私がローザ達のパーティに加わったのは、ローザ達を自分の復讐に利用できると踏んだからよ」


 誤解しようのない言い方をしたネージュは、当時の自身の心境について、嘘や誤魔化すことをしたくなかったかもしれない。微苦笑のまま、「あと、……このタイミングで言っても信じて貰えないだろうけれど」と、自嘲気味に言葉を継いだ。


「私はアッシュ君を利用するつもりで、アッシュ君がパーティに加わることに賛成したワケではないわ。……私が雇うのは、あの2人だけだと決めていたから」


それはつまり、ネージュにとっては、ローザ達のパーティがどれだけ大所帯になろうとも、あまり重要なことではないということだろう。“教団”に関わる依頼があれば、ネージュは復讐のために、ローザとカルビだけを雇うつもりだったのだ。


そしてそれは、今も同じなのだろうと思った。


「……私のことを軽蔑したかしら」


自らのことを語り終えたネージュはそこで、やはり自嘲するような、アッシュの眼差しに僅かに怯むような声を洩らした。


「軽蔑なんて」


 少しだけ声に力を込めて、アッシュは眉を下げながら首を振る。


「ヴァーミルさん達の話にもありましたが、そもそも“教団”は、非人道的な活動を繰り返している危険な組織です。その“教団”を討伐する依頼を、……それが復讐であろうと何であろうと、危険を承知で引き受けようとするネージュさんを、誰も軽蔑なんてできませんよ」


 自らの過去を、こうして誠実に語ってくれたネージュのことを軽蔑などできる筈がなかった。“教団”に対する復讐の是非についても、この場で何かを言うつもりもなかった。


 冒険者として“教団”の支部を襲撃し、壊滅させる。


その行為がネージュにとっては復讐であっても、アードベル市民の視点から見れば、実態としては平和への貢献に他ならない。


 そもそも冒険者であるという視点から見れば、ネージュは復讐の為にローザ達のことを『利用した』のではなく、“教団”に与する者達を討伐するため、『協力して貰おうとした』と、言い換えることもできる筈だった。

 

 少なくともネージュは善良な冒険者であるし、悪徳のためにローザ達を利用し、使い捨てようとしているわけではない。そんなことは、今までのネージュとローザ達の姿を見れば、アッシュでも分かる。


「……養護院にいた頃、僕はその院長先生から『どう生まれたかよりも、どう生きるかの方が大事だ』と、教えて貰ったことがあります」


 言いながら、アッシュは立ち止まる。そのアッシュの少し前を歩いていたネージュが立ち止まって、振り返った。さっきとは逆だ。今はネージュが、道路に伸びたアッシュの影の中に立っている。


「だから僕は、ネージュさんがローザさん達とパーティを組んだ理由にではなく……、ネージュさんが、ローザさん達と過ごしてきた時間にこそ、真実があるのだと思います」


 ギギネリエスとの戦いの時でも、彼女はローザ達と共に最後まで戦い抜いて、共に冒険者として命を懸けていた。


 そのネージュの姿を、アッシュは知っている。だから彼女が、ローザやカルビ、エミリア達を冷たく見捨てるようなことはしないと言い切れる。そしてローザ達もまた、ネージュのことを見放すことはない筈だった。


 彼女達は利益だけで繋がっているわけでは、決してない。


彼女達の間には、絆とでも呼ぶべき繋がりがある。彼女達は共に、多くの危機を乗り越えるために協力し、時にはぶつかり合ったりしながらも、今までパーティを続けてきたのだ。


 その中でネージュは、憎悪に生きようとしていた頃の彼女自身ではない、何か、違う自分と出会うことができていたのではないか。


 ローザ達に出会ったアッシュが、生きる意味を選び直すことができたのと同じように――。


「ネージュさんが、ローザさん達とパーティを組む切っ掛けが復讐心からであったのならば……。ネージュさんが、ローザさん達のことを大事な仲間として想うようになることは、間違いなのでしょうか?」


 アッシュが確認するように尋ねると、ネージュは目を強張らせて、何かを言い返そうとするかのように唇を動かした。だが、口にすべき言葉を見つけられなかったように、俯くように目を逸らしただけだった。


「勿論、僕だって、そんなことはないと思います」


 この場を険のある空気を流したくなかったアッシュは、ゆっくりと首を振ってから、口許を緩めた。


「もしもネージュさんの復讐心を軽蔑するひとが現れたなら、……僕にとってそのひとは、嫌悪の対象になるでしょう」


 ネージュのことを悪し様に語る者が居たならば、アッシュは善悪や正誤ではなく、そして理屈や道徳以上に、自らの感情でネージュの味方になるだろう。


 アッシュが確信を籠めて言うと、はっとしたような顔になったネージュが顔を上げた。唇を小さく噛んだネージュは何も言わなかったが、今度はアッシュから目を逸らさなかった。潤むように揺れる彼女の瞳は、夕日の色に滲んでいる。


「僕は、冒険者としてのネージュさんの生き方も肯定したいと思います。そもそも、僕も冒険者ですし」


 それはそのまま、アッシュが自身の生きてきた時間を肯定することに他ならない。


 ただ、この場にローザやカルビ、エミリアが居たのならば、きっとアッシュと同じことを言った筈だと思った。アッシュは彼女達から貰った優しさを、ネージュに手渡すようなつもりで言葉を続ける。


「“教団”への復讐心が、今もネージュさんに生きるための力を与えているのなら……。僕はその復讐心も、大事にすべきだと思います。だって――」


 その復讐心が、結果的に誰かの幸福や暮らしを守るのならば、猶更ではないか。

 単純だが、アッシュはそう信じたかった。


 冒険者となって、“教団”への復讐を選んだネージュ。

冒険者という生き方と枠組への、消滅と埋没を選んだアッシュ。


この生き方が全くの逆であっても、不自然ではない筈だった。


 アッシュもネージュも、互いに選択した生き方の先で、こうして出会うことができた。決して美化できない苦しみとして、互いの心に刻まれている過去も、今こうして繋がることができたのだ。


それは些細な偶然に過ぎないのかもしれないが、現実だった。


そして現実であるからこそ、アッシュとネージュとの出会いは、どんな神話や御伽噺などよりも運命的でもあるように思えた。


 夕日に染まる屋敷街といった風情の8号区の景色は、アッシュとネージュの2人を見守るような静寂を保っている。今にも破れてしまいそうな、この慎ましい静けさに満たされた風景の中を、肩を並べて穏やかに通り過ぎている。


 アッシュとネージュが経験した悲劇の先に、こんな穏やかな時間があったことは、アッシュにとっては大きな救いだった。また道路に穏やかな風が吹いた。温もりのある、夕暮れの風だった。それが、今の話題を打ち切る合図となった。


「……ありがとう。アッシュ君」


 微かに震える声を発したネージュが、普段のクールビューティーとは違う、ふんわりとした笑みを浮かべて見せた。あまりにも無防備で飾り気のない、無垢な少女が泣き顔を隠そうとするかのような笑みだった。


 今までとは違う種類のその笑みは、まるでネージュの纏う時間が一人でに巻き戻り、“教団”に攫われる前の幼い彼女が、今のアッシュに礼を述べているかのようだった。


「いえ……。僕の方こそ。色々と話して下さって、ありがとうございました」


 頭を下げたアッシュが笑みを浮かべようとしたところで、何かを飛び越えるような足取りになったネージュが、すぐ目の前まで歩み寄ってきた。小柄なアッシュが、長身のネージュを見上げる形になる。


「あ、あのね、アッシュ君……」


 切なげな表情のネージュは頬を茜色に染め、言葉を探しながら、心の準備を整えるように視線を揺らしていた。


「は、はい。何でしょう?」


「もう少しだけ……、甘えても、いいかな?」


 そう訊かれて、アッシュは2、3度瞬きをしてしまう。


大人びた美貌のまま、ネージュの口調と声音が、また少し幼くなったように感じられたのだ。だが、驚いたような反応はすべきではないと思い、すぐに頷いた。


「え、えぇ。僕で良ければ、ですけど……」


 モジモジとした様子のネージュの声音は涙を兆しつつも、自分の弱さを隠そうとしない無邪気さがあった。それは言葉通り、ネージュがアッシュに甘えようとしているからだろう。


 誰かに甘えるのにも、勇気がいる。


 そのローザの言葉をアッシュが思い出していると、目の前にいるネージュが唇をぎゅっと噛んで、息を吸った。そのあとで泣きそうな顔になって、懇願するような、それでいて、自分を奮い立たせるような声で言う。


「今日だけ、うぅん……、ローザの家に帰るまででいいから、……アッシュ君のことを、その、ぉ、『お兄様』って呼んでも……、いいかしら?」


 半泣きに近い切実な声音で紡がれたネージュのお願いに、アッシュは目が点になりそうなった。


「え、ぉ、ぉに……? 何ですか?」


「え、えぇと、だからっ、その……っ」


 思わず訊き返してしまうと、ネージュは真っ赤になって目を逸らしつつ、あたふたとした声を出して俯いてしまった。


「さっきも話したけれど、……私の肉体と実年齢には、大きな差があるの。冷凍保存処置も受けて居た期間を考えれば、私は10歳にもなっていない筈だから」


 アッシュと目を合わせないネージュは、両手の指先を擦り合わせながら、ぽしょぽしょと言葉を続ける。


「ほぼ間違いなく、アッシュ君よりも年下だろうし……」


「あぁ、なるほど……。確かに、そう言われてみれば」


 アッシュも納得するものがあり、頷きながらネージュから視線を逸らした。


 ギルドに登録されているアッシュの年齢は16歳だが、これは冒険者として登録される際に魔術で測定された、肉体年齢の数値だ。他にも血液や指紋など、アッシュ個人を特定するような情報もギルドには登録されてある。


 実際にアッシュが生きていた時間は、定かではない。だが少なくとも、10年ということは無いはずだった。アッシュが“教団”で過ごした期間と、養護院で過ごした期間、それに冒険者を続けていた期間を合わせれば、ネージュが生きていた時間よりも長くなるだろう。


 俯きがちに黙り込んでいるネージュは、チラチラとアッシュの顔色を窺うような視線を向けてくる。普段は冷静沈着な彼女の瞳にも、今は不安と期待が入り混じった光が灯っているのが分かった。


「やっぱり、その、だ、ダメ……、かしら?」


 しゅん……、となってしまったネージュが、泣くのを堪えるように、むにむにと唇を動かしている。普段のネージュらしくない、その子供っぽい表情こそは、ネージュが心の奥底にひた隠していた、彼女らしさなのかもしれなかった。


 ダルムボーグの夜でも、確かにネージュは幼い雰囲気の表情を見せていた。だが、今はもっと遠慮がないというか、自然な感じがする。


ネージュが今まで誰にも見せなかった種類の表情を、アッシュにだけ見せてくれている。これは自惚れなどではなく、先程までの話からそう確信できた。


 実年齢相応の無垢さ、純粋さ。それらをネージュが自分に許すのは、同じ種類の過去を共有しているアッシュの前だけなのだろうとも思った。


 常識的に見れば、それもやはり悲劇に違いない。だがアッシュにとっては、それはネージュからの信頼のしるしだった。光栄に思うと同時に、やはり恐縮してしまう。


「いえ、僕みたいなのがネージュさんの兄だなんて、あまりにも様になっていないなと思っただけです。駄目だということはないですよ」


 もう降参する思いでアッシュが微苦笑を返すと、ネージュは弾かれたように顔を上げた。彼女の瞳の、その輝きが明らかに増している。そのキラキラとした眼差しに怯みつつも、アッシュは頷いてみせた。


「ちょっと気恥しいですけど、僕のことは好きに呼んでもらっても構いません」


「そ、それじゃあ」


 ネージュは下唇を何度か噛みながら、周りに誰もいないことを確かめるように、視線だけで周りを見た。夕暮れの8号区道路には、アッシュ達の他に人影はなかった。


 その静けさに背中を押されたように、ネージュが更に一歩、アッシュへと近づき、見下ろしてくる。それは抱擁寸前のような至近距離であり、思わずアッシュが身体を仰け反らせたのと同時だったろうか。


「アッシュ、ぉ、お兄ちゃん……?」


 夕暮れ色に頬を染めたネージュが、縋るような、掠れた声で言葉を紡いだ。


「えっ」


「えっ……」


 アッシュは再び目が点になりそうになって、強張った声が出た。だって、『お兄様』と『お兄ちゃん』では、同じ親しみが籠められていたとしても、かなり距離感が違う。そのアッシュの反応を見たネージュの方は、傷ついたような声を洩らした。


「やっぱり、嫌……、だった?」


「い、いえ、違いますよ。呼び方が変わっていたので、少し驚いたんです」


 アッシュが弁解すると、ネージュは安心したように表情を緩めた。そして呼吸を整えるような間を置いたあとで、もう一度、おずおずと口を開いた。


「ぁ、アッシュお兄ちゃん」


 その言葉の響きや感触を、ネージュは慎重に確かめるように口にする。今まで生きたことのない種類の自分を発見し直し、この束の間、その新しい人生の着心地を楽しむようでもあった。


 そこでアッシュは今更のように、当たり前のことに気付く。


ネージュが“教団”へ復讐しようとするのは、奪われてしまった自分自身と家族との時間を、何よりも大切に思っていたことの証なのだ。


 本来の幼さを自分に許した今のネージュは、その途切れてしまった人生の続きを――、或いは、その代わりとなるものを、今のアッシュとの兄妹ごっこの中に探しているのかもしれなかった。


 ネージュの呼びかけに応えて、アッシュは「はい、何でしょう?」と短く返す。それは何らかの会話を始める為ではなく、ネージュの要望に付き合う意思を表明する為だった。


「アッシュお兄ちゃん」


 次に発したネージュの声には躊躇もなく、はっきりとした輪郭を備えていた。


「はい。何ですか」


 もう一度、アッシュが応えると、ネージュは子供っぽい声で「ぇへへ」と照れ笑い、小さくはにかんで「何でもないよ」と言葉を続けた。


「さぁ帰ろう。アッシュお兄ちゃん」


 軽やかに言いながら、アッシュに背を向けたネージュが歩き出した。手を繋ごうとするのでもなく、早足になるでもないネージュの後姿は、普段通りの冷静さが窺えた。ローザの家に着けば、きっとネージュはいつも通りの冷然とした雰囲気を纏い直し、アッシュのことを『お兄ちゃん』などと呼ぶこともないだろう。


「……えぇ。ローザさんの家に戻りましょうか」


 アッシュは、そのネージュの少し後ろを歩きながら思う。


 人生の出発点がどのようなものであれ、辿り着く場所がどのような状況であれ、生きてきた過程に意味を与えるのは、常に未来であり続ける。過去が持つ意味合いも、ネージュが生きる限り変わっていく。


 つまり未来が問いかけてくるものは、何を成したのかではなく、どう生きたのかだ。


 ネージュが残りの人生を復讐に預けきるような選択をしたとしても、それは彼女が冒険者として善良に生きることと矛盾しない筈だった。少なくとも今は、アッシュ自身がネージュを肯定する。


 アッシュとネージュは、同じ濃さの影を引き連れて、薄暮の8号区を歩いていく。


 涼やかな夕風が吹いてきて、アッシュが深呼吸をしようとした時だった。くぅぅ、と可愛らしい音が聞こえた。ネージュが動揺するような気配と、彼女が微かに呻くような声も。見れば、アッシュを振り返ろうとしないネージュの耳が、赤くなっていた。


 さっきの音は、ネージュのお腹が鳴る音だったのだろう。この場の空気がふわりと膨らみ、日常らしい、優しい空気が流れはじめるのが分かった。


「そういえば、お腹が空きましたね」


 そっぽを見ながらアッシュが惚けるように言うと、唇を尖らせたネージュが肩越しに振り返り、恨めしそうな目を向けてきた。


「……アッシュお兄ちゃんの意地悪」


 不貞腐れたように言うネージュの様子が可愛らしく、珍しくて、そしてそれ以上に何だか可笑しくて、アッシュは少しだけ笑ってしまった。

 



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いつも温かく見守って下さり、また

応援して支えていただき、ありがとうございます!


今回の更新で「面白った」「ネージュに好感が持てた」と

少しでも感じて頂けましたら、応援、★評価をお願いします。

大変励みになります……(土下座)


不定期更新が続いておりますが、

今回も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!



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