このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(201文字)
妖精の声が煩わしいアナベラは、毎朝窓を開けています。妖精を保管している倉庫に女性が入ってはこっぴどく叱られるので、この日課は密かに行われています。なぜ妖精を保管しているのか? なぜ女性は管理できないのか?その理由に納得できない女勇者との出会いにより、アナベラの狭い視野は広がります。彼女のある行動が必ずしも正しかったわけではない展開がかえって考えさせられます。面白かったです。参加していただきありがとうございました。