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  • S君と女Mへの応援コメント

    読ませていただきましたー!
    後日譚って読後の充足感が高いですよね(^^)
    満足(笑)
    S君の気遣っているのに我を通す所良いですよね、どこか羨ましい。

    先日はたくさん応援もありがとうございました。
    嬉しいものです。
    言われた通り、思い入れがあるけど置いてけぼり作品ですね(笑)

    あの物語を書く上での光景。
    実はあの作品、縦書きから横書きに直した際に2万字から4万字に増えたんですよね。
    最初はヒートがクェインツルを呼びかけるシーンにたどり着くまでが目的で、変わらなくても認めてくれる人はいるって、改名をやめる所までが念頭にありました。
    でも手直しの際に読み返すと、淡々としていて、物語には事象ばかりで2人が居ないように思えたんですよね。
    だから2人の交流と、ヒートと街の交流が増えて、多角的な視点でヒートは変化を知り、知ろうとしなかったクェインツルは、最終的に、初めから門戸が開いていることを感じて街から出すこと、冒頭と結末を対比させることを思い描きました。

    アイデンティティというものを名前に籠めたことは変わりませんが、成長しても2人はまだ限られた世界にいて、見守られている。
    知らないことも沢山ある。
    解決方法なんてあったものじゃない。
    だけど、それでももがくから眩しいのかな?
    そんな感じです(^^;)
    ざっくりですね(笑)

    神事や名前は、よく考えたらそんなに呼びにくいとは思わないけど?
    っていうのも、もう変わってきていたりとか、言い出すとキリがない作品でした(笑)

    あれです。
    ニヤけながら書いてたそれです(^^)

    作者からの返信

    つくもさんは名前くらいしか多分ご存じないと想うのですが、少女漫画黎明期から活躍されている萩尾望都という漫画家さんがいて、初期の頃の作品に思春期の少年たちの漫画をわりと残されてます。
    「太陽がまた散ル頃に」は、どこかそのイメージで読ませてもらったんです。
    大人に追い立てられていく十代の少年たちのなかには、なんの抵抗もなく成長していく子もいれば、いちいち躓く子もいて、滞りなく進んでいく子にとっては「なんで?」と不思議なんだろうけど、とにかくいちいちに反感や反発や戸惑いを抱く。
    クールがそんな感じで足踏みする子に見えたんですよね。
    しかも彼の場合は一番理解してくれるはずの友だちがその困惑を街にもたらしやがった主犯という笑

    変化しないと、成長しないと、受け入れないと駄目だ!
    とにかくそういうことになっているけど、別にそうじゃなくてもいいじゃん。と想うわけですわたしなんかは。
    誰にとって「駄目」なんだということです。

    そのままでいることはそんなにいけないことなのか? 
    その人のペースで変化することは駄目なことなのか?
    その街はそんなに駄目なのか?
    外圧でそう想わされているんですけど、実はそうでなくてもいいんだということを知るお話だったのかなと。
    街の人たちが外から禁止されたものを取り戻すのも、そういうことですよね。

    ヒートはよく出来た大人なのかといえば、多分違うと想うので、その時にはクールがヒートの許に駈けつけてあげるといいんじゃないかな?



    そうそう、本人的にはすごく気に入っている作品は、なぜか裏メニューみたいになっちゃうんですよね。
    表メニューには出てこない。
    こんなのもあるんですが的なポジションになっちゃう。

    「S君と女М」は作者本人による二次創作みたいな感じで、遊びで書いてました。
    書いてて楽しかったです(^^)