あらがう
大切なものは一つだけじゃない
だけど全部を持って行くことはできない
だから選ばなければならない
だからどれかを諦めなければならない
守るものがあるからこそ諦められる
大切なものを守るために
ちょっとやめてみよう ちょっと止まってみよう
そしたら今までとは違うものが見えるかもしれない
たとえ倒れても後で立ち上がれればいいから、
だから、今はちょっと休んでみよう
諦めるのはできることを全部やってからで
だから、それでも駄目だったら
そしたら潔く諦めよう
そしたら次は前よりもっとうまくいくから
諦めるのは悪いことじゃない
次の道を進んで行けばいいから
だけど抗うことだけは絶対にやめない
“絶対に幸せになる”
だから抗うためなら諦められる
大切なものを守るためなら
最後の瞬間まで決して諦めないと決めたなら
どうか迷わないで 最後の瞬間で
このまま道端で野垂れ死ぬわけにいかないなら
それなら諦められるはずだ
それも綺麗にさよならができるはず
諦めは爽やかに
そうこれからも争い続けるために
それは小説家の道を諦め音楽家の道を行くように
あるいはピアニストの道を諦めヴォーカリストの道を行くように
そして次のステップへと進むことができる
それが最初に夢見た道とは違っても
絶対に幸せになれる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます