老人介護とクリスチャン(009)3月――発病 (9)

3月31日に、神経科へ行き、

「薬があやしい」と言われたんですが

セカンドオピニオンを伺う意味でも、小脳のMRI病院を

紹介してくれるとおっしゃってくださっていた

I整形外科へ。


すると、I先生も、「薬があやしいなら

そこをつぶすのがスジじゃろう」

という話。

「たとえ病院を紹介しても、

今のままじゃあ、中途半端じゃよ」


帰宅して土曜日の16時頃、

合唱サークルのAさんからTELがありました。

立っているのもしんどいと言いつつ

電話を取る義母。

Aさんによると、自分も足がヨロヨロだったが

整体へ行ったら治ったよ、と。


「今後の計画としては」

夫は、指を立てます。

「まず、薬を減らしてひと月様子を見る。

 それでダメなら、脳のMRIを撮るか

 整体を考えてみる」


義母は、こう言います。

「もう、日常的に足のことばかり

考えてる。

歩けないのがつらくてつらくて」


1日にまた新しい薬をもらって帰りました。

一方わたしは、29日に障害者用作業所に赴き、

見学をすることになりました。(3月31日時点)。

「評判の良くない作業所もあるから

気をつけろよ」

夫は心配そう。

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