署名無しの.apkファイルの作成と実機での動作確認の成功
Android Studioで「New Project」を選択し、「Empty Activity」がデフォルトで選択されているので、そのまま「Next」ボタンを押すと、「Hello World!」という文字を表示するだけのスマホ アプリのソースファイルが生成されます。
「ビルド」を選択し「Build Bundle(s) / APK(s)」を選択し「Build APK(s)」を選択すると、「/home/◯◯◯/AndroidStudioProjects/◇◇◇/app/build/outputs/apk/debug/app-debug.apk」ファイルという署名無しの.apkファイルを作成してくれます。◯◯◯はLinux Mintのユーザー名です。◇◇◇はAndroid Studioのプロジェクトの名前(Name)です。
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/home/◯◯◯/AndroidStudioProjects/◇◇◇/app/build/outputs/apk/debug/app-debug.apk
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◯◯◯はLinux Mintのユーザー名です。
◇◇◇はAndroid Studioのプロジェクトの名前(Name)です。
著者の場合は、セレロンN4020、メモリ4GB、eMMCという低性能パソコンで、「Hello World!」という文字を表示するだけのスマホ アプリの署名無しの.apkファイルの作成に約2分46.6秒かかりました。
ちなみに、「ビルド」を選択すると、「Generate Signed Bundle / APK・・・」という署名付き.apkファイルを作成してくれる選択肢が有ります。
著者はUSBケーブルで「FireHD8Plus第10世代」というベースがアンドロイドであるアマゾンのタブレットのダウンロード用ディレクトリといった適当なディレクトリに「app-debug.apk」ファイルをコピーしてから、「ファイル」というアプリで「app-debug.apk」ファイルを選択してインストールして開き、文字を表示するだけのスマホ アプリの動作を確認しました。
Android StudioではXMLファイルでアプリの画面の表示を設定します。
Android Studioの「Empty Activity」プロジェクトが自動生成するアプリの画面の表示のXMLファイル
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app/res/layout/activity_main.xml
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※「res」は「リソース(resource)」の略のようです。
Android Studioでは、XMLファイルを直接、書かなくても、テキストやボタンなどをマウスでドラッグ&ドロップして適切な位置に配置して、XMLファイルを自動生成できるようです。
Android Studioの「Empty Activity」プロジェクトが自動生成する「app/java/◯◯◯/MainActivity.kt」で処理を書きます。
.ktファイルはKotlinというプログラミング言語のソース コードのファイルです。
PythonのKivyを試そうと思っていたのですが、2022年末の時点で日本語を入力する際に問題が生じるというネットの情報を目にしたので、Android StudioとKotlinによるアンドロイド アプリ開発に変更しました。
2024年4月23日時点で、SDKのバージョンが34ではないというエラーが発生して.apkファイルを作成できない場合は、「/home/◯◯◯/AndroidStudioProjects/◇◇◇/app/build.gradle」の「compileSdk 33」を「compileSdk 34」に、「targetSdk 33」を「targetSdk 34」に変更してから「Sync Now」をクリックするとエラーを解決できます。
/home/◯◯◯/AndroidStudioProjects/◇◇◇/app/build.gradle
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android {
namespace 'eliphas1810.tts'
compileSdk 34
defaultConfig {
applicationId "eliphas1810.tts"
minSdk 24
targetSdk 34
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◯◯◯はLinux Mintのユーザー名です。
◇◇◇はAndroid Studioのプロジェクトの名前(Name)です。
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