chat-GPTを用いた筋トレ

サプライズ

第1話 いいわけ

入力:

お題 面白い言い訳 でショートを書いて


出力:

「あの、すみませんが、今日は運が悪かったんですよ。実は昨日夜更かしをしすぎて、朝起きるのがつらくて、家を出るときに急いでいたら、はいていた靴の片方が見あたらなくて、探していたらバスがきちゃって、そこから端端としてしまって…」


そういって、私は面接先で落ちた理由をおもしろかしく説明してた。もちろん、これは完全に言い訳であり、私のミスが原因だったことはわかっていたけれど、笑ってくれる面接官の方もいて、少し緊張が解けた気がした。次はもっと準備をして、本当に合格できるように頑張ろうと思った。



本文:


「で、君は1時間も遅れてきたわけだ。うちを軽く見てるのかな?」

「ち、違いますよ! もちろん違います! 今日は運が悪かったんですって!」

「へー。運ね」

「そうです! 昨日ちょっと勉強をしすぎまして横文字の多い時事問題に関して」

「時事?」

「ええ! NPBとかWBCとかね!」

「…横文字だけれど、それは時事じゃないね。ていうかただの野球ファンだよね。放送ずっと見てただけだよね」

「わかるってことは、あなたも生粋の野球ファンですか! いやぁよかったですよね! 昨日のダルビッシュのスリーラン!」

「君がニワカな野球ファンだってことはわかったよ」

「それで勉強していたら寝坊してしまいまして、急いでいたら定期券がなくなってたんですよ! これ多分俺に乗る前のおばちゃんがスりましたね」

「そんなものをスる人はいないね」

「でしかも、ネクタイもどっかに行っちゃってまして」

「後ろのポケットに入っているのは?」

「え! あ、こんなところに…。いやぁ、このネクタイ賢くてですね。賢すぎてよく勝手に締まるんですよ」

「そんな殺人ネクタイはイヤだね」



ふぅ・・・。何とかごまかせたか?


面接官の雰囲気は良さそうだ。

いやぁ、やっぱいくら楽しみだからって新しい小説読んだのは間違いだった。まさか朝まで読み込んでしまうとはね。


今回の件は俺が悪かったが…。

これ、この雰囲気ならひょっとして案外合格もあるんじゃ?


「それで! 何か質問はありますか!」


「え? 面接続けるの?」

「え?」

「え?」


先ほどの和やかな雰囲気はどこへやら。

面接官達は何をいっているんだこいつみたいな顔でこちらを見ていた。


あ。


無事、お祈りされました。

…次こそ頑張ろう。

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