言い訳と言われないように

天昌寺 晶

言い訳について

 今回のKAC2023のお題は、「いいわけ」になったらしいですが、正直私は何を書けば良いのか分かりません。

 というのも、どのようなジャンルのものにするかの候補がたくさんあるので、一番無難だろうと思った私談を書かせていただきます。


 まず初めに、基礎知識から入りましょう。

 「いいわけ」とは、「言い訳」・「言い分け」のことだと思いますので(逆に違ったら困る)、これらの意味から解釈すると、「そうせざるをえなかった事情を説明して、了解を求めること」やら「物事の筋道を説明すること」という意味の他に、「言葉を別々の意味に分けて使うこと」という意味があります。

 しかし、今回のお題で求められている内容としては、後者を除いた他の意味らが当てはまるということです。


 なので私は、前者の意味で語ろうと思います。

 私は「いいわけ」については、色々と言われた事があります。

 経験された事がある方もいると思いますが、相手に事の説明をしようとしても、どこで間違えたのか、「言い訳をするな!」と言われたりしますよね。

 

 一例として、何かやってしまった時の「説明」として、「謝罪」→ 「結果」→「対策」→「原因」の順番で語るのが、「説明」としての基本的な構文としてあります。

 しかし、前述の順番が変わってしまうと、「こいつ自分を守りに入ってるな?」と思われがちです。

 要は、やってしまった事への今の気持ちがどこにあるかで、印象が変わるのです。


 また、この「いいわけ」をするにしても、「説明」する事の内容によっては、いくらしたとしても結果は変わらないところがあります。

 それは、次のようなものです。


 マイナスな事をしでかした場合、説明しても「相手にとっては言い訳にしか聞こえない」。


 逆に、プラスな事をした場合、たとえ言い訳を言っても、「周りは称賛してくれる」。


 これらのように、事の「説明」をするにしても、それの内容が相手によってどう受け取られるかで、「いいわけ」かどうかは左右されると思います。


 なので、「説明」をした際に「いいわけ」と言われないようにするために、相手に伝える順番は意識した方が良いかと思いますね。




 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

言い訳と言われないように 天昌寺 晶 @tensyouziakira

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ