初めて会ったあの日の気持ちのまま君と一緒に過ごしたい

春田 青

第1話  出会いそして恋人に

僕が心のことを知ったのは高校に入学してすぐのクラスでの自己紹介の時だった。初めの第1印象はちょっと天然で清楚でかわいいなと思い、少しずつ気になり始めていた。その後席替えがあり心と隣の席になりすぐに心が声を掛けてきた。「久保瞬くんだよね。初めまして黒島心って言います。私まだ少し緊張していて分からないことも多いから分からないことがあったら教えてね!あと放課後体育館裏で待ってるから」その言葉を聞いた僕の心臓の鼓動は止まらなかった。放課後に体育館裏に行ってみるとそこには心がいた。そして心が僕に「自己紹介の時に瞬くんを見たときから気になっていました。もしよければ私と付き合ってくれませんか」と告白をしてくれた。僕も心に「僕も心を自己紹介の時から気になっていたよ。付き合おう」と告白の返事をしたら心が顔を赤くしてほっぺにキスをしてくれた。


翌日から僕と心は家の近くの公園で待ち合わせをし一緒に登校するようになった。最初は少し距離感があったけれど少しずつだけどお互いの距離感は縮まっていった。3ヶ月したら手をつないで登校するまでになっていた。3ヶ月後のある日のこと心が朝のSHRの準備をしていると心の友達の二葉さんが心に「2人付き合ってるん?今朝2人が手をつなぎながら登校しているところ見たんだよね」と言ってきて心が「うん。実は3ヶ月ぐらい前から付き合ってるんだ」と言うと二葉さんはニヤニヤしながら「おめでとう」と喜んでくれた。しばらく心と二葉さんが恋愛話をしていると担任の佐藤先生が入ってきて朝のSHRが始まった。そして朝のSHR後 心は保健室に行った。


僕は1時間目が終わってすぐ心が保健室に行ったのに気づいた。心配になって二葉さんに聞いてみると「心なんか朝のSHR中に気分が悪くなって保健室に行ってくるって言ってた。なんか心のこと心配だから私保健室いってみるわ。久保君は心配だと思うけど待ってて」と言われ僕は心配でたまらなかった。だけど二葉さんが行ってくれるから心も安心するかと思いながら2時間目の授業を受けた。


お昼を過ぎても心は帰ってこなかった。心配になってお昼休みに心の様子を見に行こうと保健室に行こうとしていたら二葉さんが帰ってきた。僕は心の様子を聞こうと二葉さんのところに行ってみると二葉さんは僕に「心は心配しなくても大丈夫だよ。私が心の様子を見に行って話を聞いてあげたから。でも心は放課後まで保健室で休むみたいだから放課後に保健室に行って一緒に家まで帰ってあげて」と言われ僕は二葉さんに「分かった。放課後に保健室に迎えにいくよ」と返事をして5・6時間目の授業を受けた。そして放課後心を保健室まで迎えに行った。




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