第9話 魔法

第9話 魔法


この世界には魔法がある。

世界に広がる自然のエネルギーを借り、体内の魔力と混ぜ合わせて、その自然の一部を具現化することで、攻撃などに使うことができる。魔力が使えるかどうかには適性があり、適性がない者は魔法を使うことはできないが、8割の人間はわずかでも魔法適性はあるため、ほとんどの人間が魔法を使える。



魔法が使える人間のことを総じて「魔法使い」と呼ぶ。


魔法は、1人につき、基本的に1元素しか使えない。ただ、かなり卓越した魔法使いになると、2つの属性を使い分ける人もいるらしいが、ごくわずかだ。


属性は自然の四大元素、火、水、土、草が存在する。ただ、その派生として氷や雷、風の元素も存在する。


基本的には、火、水、土、草の四大元素のいずれかを持っていることがほとんどなのだが、特別な血筋の場合に、稀にそれ以外の属性が発生することがあるという。それはある特定の一族のみに発現する一族秘伝の魔法属性だ。


俺の持つ属性は、「氷」。つまり、一族秘伝の魔法属性にあたる。

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